山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

湾岸戦争・911・311

オサマ・ビンラディンがその息子たちと共に射殺されたと聞いて、
「◯年ぶり×回目?」とまるで甲子園出場校のようにカウントをする程度に不謹慎なワシですが。
「まだ生きてたん?」と不思議な気持ちがするのも事実です。

そもそもオサマ・ビンラディンなんてまだ生きてたのか?
アルカイダだって実態のある組織なのかどうかも疑わしい。
と、思っております(猜疑心が強い)
ビン・ラディンを頭領として掲げたアルカイダという思想集団があるだけで、実は組織としての実態なんて、どっか中東の山奥で戦闘訓練しているような青年団みたいなモノがあるだけで、会員総数とか把握しているわけでもなさそうだし、会報なんか絶対出てないでしょう。

しかし、コレでビン・ラディンは死んだのだ。
米軍も軍隊を引き上げる大義名分が出来て幸せ。国民も大喜びなのは理解できます。
イスラム教徒からまで「ビン・ラディンイスラムの面汚し。タダのテロリストなんだから殺されて当然」なんて意見がエジプト人の綺麗なお姉さんの口から出たのにはちょっと驚きましたが。

トモダチ作戦」へのお返しがこれから待っているんだろうな__と思うと複雑な思いがします。
日本はもう、将来ある子どもの命と自衛隊のみなさんの献身的な態度を、自分たちの繁栄と見せかけの平和の代償として差し出すしか無いんでしょうか?

…なんて書くとまるでサヨクの人みたい(苦笑)

でも、日本政府はもう、福島の事は住民、家畜&農業まるごと全部捨てる(棄民)。子どもの健康についての保証はしないと決めた(学校の校庭利用の放射線量上限20ミリシーベルトという決定・校庭は土壌の上下を入れ替えるだけで基本除染はしないという決定)みたいだから。
実質、そういう事なんですよね。

それでも震災以降、民主党の支持率は右肩上がり…一体コレは何を意味するのか?
どんな世の中にあっても希望を捨ててはいけない。
色んな苦難が待ち受けている人生だが、生まれた以上は歯を食いしばってでも明日につなげていかなければいけないのだと。
基本信じているワシですが、さすがに気持ちが挫けそうです。

思えば湾岸戦争の時も、ワシは妊娠中で、遠くで戦争が始まった。日本も自衛隊を派遣するかもしれない、と不安な気持ちになり。
出産直前には普賢岳火砕流で亡くなる人が出て。亡くなった人の奥さんがやっぱりお腹が大きくて…