山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ウィリアムの結婚式生中継を見る

仕事から帰ってきて、見始めました>ウィリアム王子結婚式生中継(^^;
ダイアナの結婚式を見たときは丁度、大学の研修旅行中で東京に居ました。
夫と一緒に(その頃から一緒に居るんだから長い関係だな)東京の宿で夕飯を食べながら生中継を見た記憶があります。
その当時の印象はダイアナのブカブカした大げさなドレスと、大掛かりな式で。
「ワシとは関係の無い世界の話だなあ」とちょっとゲンナリしながら見た感じでした。

アレから30年後(ドヒャー)
またイギリスのロイヤル・ウェディングを生中継で見られる日が来るなんてねー。
ダイアナの騒動があった当時は、「もうウィリアムは結婚とか信じなくて一生誰とも結婚しないのかも?」とか思ったものでしたが。
母親とは違うタイプの女性を娶ったので。
「ほー。マザコンでは無いらしいや」と妙に納得&安心<老婆心w

テレビ中継を見てて、ケイト・ミドルトンさんのドレスの美しさにビックリ!
「こりゃ凄い!まるでエルフのお姫様だー!!」と感動。
ロマンチックな顔を覆うヴェール。
シンプルで美しいティアラ。
ほっそりとした体に沿ったシルエットのドレス。
首から肩、手首まで覆う手の込んだレース(手仕事?)の繊細さ。
長く垂らしたブルネットの髪がその長身の姿と相まって本当にエルフ族の姫君みたいで素敵でした。
教会内部にも若葉が目にも鮮やかな樹木が持ち込まれて、まるで「森の中の挙式」みたい。
「おお、ココは裂け谷ですか?」と感想を漏らすワシら夫婦。
本当にトールキンの世界みたいで、「イギリスらしい式だなあ」と感心。

司祭さんの言葉も良かったし(チョーサーの「愛に熟練したと思った途端に神はその翼を翻す」とか)聖歌隊のコーラスも素晴らしかった。
エルガーやイギリス人の定番「聖地エルサレム」の合唱といった選曲も良かったし。

派手さはないけど、質素ですごくイギリスローカル色を感じさせるお式でした。
花嫁を初めて目にしたウィリアム王子の口元が、
「Beautiful!」と動いているのも見えたし、なによりそのなんとも頬を紅潮させて嬉しそうにしている様子が微笑ましかったですねえ。

式後のバルコニーでキスした後の照れる様子も初々しかったw
そしてまさかまさかの老兵ランカスター(爆撃機だよw結婚式に爆撃機!!)とスピットファイアによる祝賀飛行!
いいもん観ちゃいました(・∀・)