山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

嵐を呼ぶ結婚式

弐号機の大学の時の仲良しグループの一人が10月に結婚なさるそうで。

それも伊万里市でお式を挙げられると聞いたワシ。

「すごっ!絶対すごいごちそうが出てくるやん?海の幸、山の幸、楽しんでおいで」と言っておりました。

 

弐号機はあんな所がある(どんな所)娘ですが、非常に用意周到なところがありまして(実にワシの娘だと実感する)

ちゃんと一人で阪急百貨店に出かけてドレスを新調し、それに合わせたバッグ、靴、ヘッドドレスまで準備して。

可愛い素敵なご祝儀袋までちゃんと揃えて、朝から美容院の予約をとり、元気いっぱいに伊万里まで出かけていったのが昨日のこと。

 

その前日(つまり一昨日)の夜に、買ってきた筆ペン(筆ペンくらい家にあるのにw万が一、無かったときのために筆ペンを買ってくる弐号機のこの用意周到さよ)を片手に、

「どうしよう、ワイの字ではご祝儀袋の表書きが恥ずかしいぞ」

などと言います。

(弐号機は小学生の時に習ってもない習字なのにそこそこうまくて賞状とか貰ってた記憶があるんだが)

と思いつつ、

「ちょっと練習用の紙をよこしなさい」と言って、ワシがお手本となる文字を筆ペンでさらさらと書きまして、

「コレを横において練習するのです」と言うと、

「かーちゃんが書いたほうが話が早いのに」などと言うので、

「あなたのお友達のお式でお渡しするご祝儀袋なんだから、あなたが心を込めて丁寧に書いた文字が一番のはなむけになるのですよ」と言うと、本当に弐号機はワシの書いた文字を横においてせっせと練習を始めました(本当にこういうのに弐号機の真面目さが出る)

何度か書くとかなりいい線の文字が書けるようになってたので、「いいじゃん、それでいきなさい」と言うと、

「ご祝儀袋の中の封筒には住所氏名を書かないといけない 筆で住所書いたことがない」などと泣き言を言います。

「真面目にきっちり一生懸命に一文字一文字書けば、その姿勢は伝わりますから大丈夫 ふざけて投げやりな文字でない限りは、一生懸命に書いた文字は気持ちが伝わります」

とほぼまじないのようなことを言うと、弐号機はまたせっせと練習を始めました。

 

しばらくすると、「書いたよ」とご祝儀袋の表書きと中の封筒の住所氏名を見せてきました。

一文字一文字が丁寧に書かれてる、なかなかの年若い聡明な美女が書いたっぽい文字が出来てましたw

「ほらね、かーちゃんの言うた通りやろ どこぞの素敵な美女が書いた文字に見えるやん」などと親ばかフルスロットルw

 

んで、結婚式当日の昨日は台風みたいなものすごい荒天でw

「こりゃあ伊万里もすごいことになってそう」と思いつつ弐号機を見送りましたが。

 

夜に弐号機、無事に帰ってきました。

美容院でやってもらった髪型がコチラ↓

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阪急で買ったドレスも地味だけどとても上品で素敵なデザインでした↓

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お式のお花も貰って帰ってきたのでリビングに活けました↓

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