山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

YesNo枕の真実

ものつっごい花嫁姿で。
堂々たる彫刻作品のような花嫁で(褒めている)
元バレーボールの選手でたっぱがある、堂々たる美丈夫のスポーツウーマン(数学教師)なので、直径3mまでにパニエで膨らませた純白のウェディングドレスがもう、「オオハクチョウ」のようで見事でした。
シンプルでセンスが良いドレスで。
日本人女性でココまで迫力のある花嫁さんも珍しいです。ドイツ人みたい。
もう、ヴァルキュリー進軍途中なのかと思っちゃった(褒めてます)
結婚衣装が戦闘服に見えます(褒めてます)

新郎は年上っぽい(ロマンスグレーになりかけチョイ悪親父風)んですが。
花嫁にタッパで負けているので、夫婦のバランスが取れてます。
「チョイ悪親父に騙された若い娘さん」には全然見えません(褒めてます)

「やっぱ夫婦はバランスだよなー」

で、思い出したんですけど。
この日は「良い夫婦の日」だったんですねw(・∀・)
「だから結婚式をこの日にしたのか!?」(今更)
そういえば、ワシの友人夫婦もこの日に挙式してましたっけ。

ワシら夫婦は松田聖子の丁度一年前に式を挙げましたw
まだ続いてます。勝ったね!
いや、でも。良い夫婦を続けるのも才能のウチよ。
ワシは他の才能はなかったが、この才能だけはあったようです(たとえ夫の多大なる歯の食いしばりの結果だとしても!)

でも結婚式って良いものですね。
見ず知らずの二人が出会い、「この人と家庭を作ります。一生をともにします」と世間に向かって宣誓する儀式。

若い頃は「そんなもの、何の確約にもならないし、意味はない」と思っていたのですが、年を取ってこうやって改めて若い二人(新郎は若くはないが)が手を取り合って幸せそうにしているのを見るのは素敵な気分です。
ワシも改めて夫に優しい言葉を掛けたくなるじゃないか。

で、ホテルからの帰り道。
「乙女たちが選んだ祝いの品が何だったのか聞きそびれた!」とワシが言うと、夫が
「少女が選ぶ結婚祝いってなんだろうねー」と言う。
「YesNo枕であって欲しいなあ?」とワシが笑うと、
「そんなモン売っているの見たことねえよ」と夫が笑う。

「でも実用的じゃん、あの枕」と言うと夫の表情が変わり、
<b>「あ!!あの枕はそーいう使い方をするのか!?」</b>
と叫びました。
48歳になるまで気がつかなかったらしいw
ワシは彼のこんな部分がとても好きだ。