山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ちょいと脱線

ワシの中のハードルはどんどん下がってゆき、今や「再臨界さえ起きなければもうなんでもいいです」状態です。
おそらく、未だ冷却停止すら出来てない4基の解体に着手できるのも数十年先になるのでしょうが…
次世代次々世代に背負わせるその十字架の大きさに戦慄します。
でも、生きるしか無いんです。人間は。

この震災以降、実は親戚に不幸がありまして。
そこで判明した意外な事実。

亡くなったのは98歳になる大叔父(祖父の末弟・元小学校の校長先生)だったのですが。
終戦の年に亡くなった祖父のエピソードをこの人経由で聞くことが好きでした。
酔っ払うといつも「ラ・マルセイエーズ」をフランス語で大声で歌ってた面白いおじさんw

その葬儀の席で親類一同が集まったのですが、そこで実家の父の従姉妹?(ワシの曽祖父の弟の娘さんなので正しい名称では従姉妹ではないと思う)の意外な事実が判明。
「今どこに住んでいるの?」と実家父が彼女に尋ねたところ、
「おほほほ、日本で一番住み良い町よ♫」と勝ち誇ったように言うので、
「どこ?」と更に訊いたら、なんとうちのすぐ近所(弐号機がこの前まで通ってた小学校の裏)でした。

この「父の従姉妹」の人には小3の時と大学1年の時にお会いしたことがあるんですが、「こんな山奥の田舎にこんな場違いな都会的な美人がいる!?」と物凄く驚いた覚えがあります(父の家系は美形が多い)
未だにとてもお綺麗だそうで(70代半ば)「是非、訪ねなさい」と父。
うーん、いきなりピンポンして、「同じ??木家の血を引くものです?」って言うのか?

その葬儀の席には去年の秋、東京勤務から大阪に転勤になったワシの実弟も行ってたのですが。
そこで、伯母から「よかったねー、大阪に転勤になったなんてなんて運がいいの!」と散々言われたようですが…

本当に福岡にも関東圏から疎開してきている人が、東北から疎開してきた人と同じくらいいるらしい(新聞報道等による新入生人数)のです。
もちろん、疎開には賛成だし、出来る人はやった方が断然いいと思ってます。
政府の指示は待ってても出ないと思うので、自衛しか国民には残されてないのだから、一日も早い疎開の決断をするべきだと思いますが。
こんなにも、「ほぼ同数」とは…

丸の内からOLが消えたという話もあるし。