山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「HORN,AGAIN」全曲レビュー 4

・EMERALD CITY
進撃のドラムのあとに「すわ、CenturyCreepersか!?」(ガタガタガタッ)
って感じの曲が始まるのですが。
「コレはバースデイのチバくんに歌ってもらいたい。チバくんが歌ったらかっこ良くて流行ると思う!」のだそうで(さわお談)
「じゃあドラムもキュウ(バースデイ)に叩かせりゃいい」「ギターも藤井くんで(バースデイの新ギタリスト=フジイケンジの事)」(シンちゃん談)
「…じゃあ、俺たちって…何?」と悲しそうな目をして三人で語り合ってましたがw
なるほど。確かにそんな感じかも。

でもドロシーとかエメラルドシティって世界観はピロウズっぽいかも。
さしずめ、主人公の男は脳みそがないカカシで心を持たないブリキ男で、勇気がないライオンみたいな人なんだろうなと妄想。

ちょっとオルタナっぽい曲が続いたあとなので疾走感が半端ないですね。
ギターソロもCentury?風味。
でも、アレより洗練されてよりロックぽい印象。
ライヴでやったら激映えしそうな一曲です。
(ちなみに小学生の弐号機は「シスコーンシスコーン」だと思ってて、「シスコンの人の歌?」と思ってたそうですw)

・Brilliant Crown
さわお、お得意の大型上質羊皮紙装丁仕上げ、金箔型押し表紙の豪華絵本の世界。
今回、王様は種なしで(ーー;自殺なさる気配がします。

全体の印象は「LastHoliday」(PIED PIPER)にとても似ています。
同じようにチェロのゲストも入ってますし(18歳の女子音大生ですって!ドキドキしちゃって恥ずかしくて話しかけるなんて出来なかっったようですが)
そして最後では「さよならユニバース」も思い出します。

このギターソロも弾いたら楽しそうですね。
このギターソロのためにスコアブックが出たら買っちゃおうかなとか思います。
ココ数年来(GOOD DREAMS?MY FOOT?Wake up!3以降)の作品の集大成という印象の曲が多く見られるのが今作の特徴の一つでもあると感じます。

・Doggie Howl
我が家で人気ナンバー1!
家族の鼻歌は今全員コレ!!wな一曲。
歌詞は「陰口ですから」だそうですが、でも「Moreover, I'm not alone」て嬉しいじゃないですか。ノーサブはこうじゃなかったw

陰気なアルバムを楽しい悪ふざけの歌で閉めるってのはピロウズの持ち芸だったはずなのに、こんな感じで終わるのは実は久々な気がします(それこそGOOD DREAMS以来?)