山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

マガジンの新作!!

フト、思い出して。
「日本語ウィキの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%B3_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)">マガジン</a>のページって今はどうなってんだっけ?」
と確認してみました。

ソコに衝撃的な一文が!!Σ(゚д゚|||)↓
「2010年1月、Nokoを正式なメンバーとして迎え、新作の製作を開始した。」

ワシ、泣いちゃった(´д⊂)
再結成ツアーで、歌い始める前にハワードがちょっと上を見ながら、
「ジョン、そこで見ててくれるかい?」
と今は死んでしまったオリジナルメンバーに向かって言ったのを見た時も泣いちゃいましたが。
この再結成を多分、一番喜んだであろうジョンの不在が…
彼の不遇な人生も泣けるけど。
彼の不在を背負ってステージに立っているメンバーの喜びと悲しみが胸に迫って来て。
泣けましたねえ。

コレが商業的なモノによる主導ではなく。
ミュージシャンを続けながらスタジオ経営者としても成功したデイヴがフトした思いつきで、自分のアルバムで一曲ハワード(=もう音楽業界から引退して幾星霜)に歌ってもらおうとした事で、偶発的に再結成が実現したというのも「凄くイイ!!」ですね。

なんせマガジンなんて20世紀のうちは世界中のドコからも支持されず、評価もされなかったバンドだから。
「商業的な理由での再結成」なんてあり得んのですが(苦笑)

ジョンの後釜ギタリストが一番気になりましたし。
「ただ上手にジョンのギターワークをなぞるだけのギタリスト」だったら、正直。ワシは要らんなあと思いました。

ところがソコでまさかのNokoという人選。
「80年代カンバーック!?」と当時は戸惑いましたが、コレがなかなか。
再結成ツアーでのNokoのギターが素晴らしくて。
「コレは大当たり!」と思ったのですが。

更に2009年10月。
BBCの音楽番組(BBC Electric Proms)にてライブ生放送したものをYouTubeで見て衝撃を受けました。
Nokoのギターはジョンの表現を超えて、21世紀の音に。
バンドは更に新しい高みを目指そうとしていたのです!

「ワシの目に狂いはなかった。マガジンはやはり素晴らしいバンドだった」
しかも今年の1月からは正式メンバーとしてNokoが加入。
新作を制作しているだなんて。
ファンとしてコレ以上の喜びがありますか?