山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

黒川紀章に感服

長女子が通う大学の学園祭前夜祭に行ってきました。
実は今まで長女子を大学まで車で送り届けても、手前の信号のあるT字路で下ろしたり(^^;正門前で下ろしたりしていたので、大学構内には入ったことがなかったんですな。

「良いチャンスだ。大学構内を見物してこましたれ」
と、言う事で。
行ってきました、次女子もつれて親子三人で(長女子は講義が終わった後、サークル活動の展示の手伝いに行ってた)
ご近所国立大学。

中に入って親子三人、大驚愕。
「ナニコレ!?恵比寿ガーデンプレイス六本木ヒルズ??」

山の中のアップダウンが激しい土地にですね。
「ココは東京か??」と思うような洗練されたデザインの高層建築群がダーーと並んでて。
一瞬、「コレが同じ町内(イノシシが出るような田舎)なのか!?」
と狐につままれた気分になりました。

これはビジュアル的にショックが大きいです。
普段、海と山と自然いっぱいの風景に包まれて、のほほんと暮らしているのに。
家の近所にこんな別世界があるなんて!
ココだけ国際的な大都会!ひとつの街!!ですよ。

遊歩道に導かれるままに建築群を縫って丘の上まで登ってみると。
視界が開けた先にはJR駅前のジャスコの灯とw入江が見えて。
海と山と人が暮らすこの田舎の風景が、壮大なスケールで迫ってきます。

振り返ると、背後の建造物には「コレデモカ!」な空洞が開けられ(例の福岡銀行本店と同じ芸風)、なだらかに広がる里山の風景が一枚の絵のように切り取られています。

「そうだ。ココの基本設計とレイアウトは黒川紀章だった」

今まで外から見て指さしては、「ひゃはは、どう見ても悪の要塞」とか。
色々悪口言ってて、スイマセンでした(ーー;
実際、キャンパス内部に入ってみると、まさに、世界最先端。
とてもよく考えられたレイアウトとデザインであること(静謐でいて、イタリアのアカデミックな雰囲気をも感じさせる洗練された建造物群)に感動しましたね。

「こりゃ、コレで年間50万円弱の授業料ってメチャメチャ安くないか??」
と改めて、この部分でも感動するケチ女w

わが娘、凄い大学に合格出来たんだなー。
なんて強運の女なんだw(合格はまぐれ?)
と感心しました。
今度、食堂にも行ってみよーっと♪