山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

合否発表の日 2

車でとりあえず、駐車出来そうな地下鉄駅の近くまで行き、その先は地下鉄で移動することに決定(大学周辺はパーキングが少ないので)
地下鉄の駅に着いたところで「う、シッコ…」と家族三人の意見が一致(奇遇ですね!w)

トイレを済ませて電車に乗ったら「あら、丁度発表の時間だわ」
ほーら、15分の出発遅れのしわ寄せがバッチリ出てるじゃん(ーー;

大学の駅についてホームを出ると、ずらりとチラシ配り部隊が待ち構えております!?
「お願いしますー!」と不動産広告をコレデモカと次々に配っております。
その魔手を避けて右往左往華麗なステップで先へ急ぐワシと長女子。
夫がついてきてないので、「ん?」と振り返ると、ソコには大量の不動産広告の束を両腕に抱えてヨロヨロしている夫の姿が!?Σ(゚д゚|||)
「なんでそんなもん、大量に貰ってんのよ!?」と注意すると、
「だって、一枚貰ったら次々に渡されて…」と夫。

「ほら、早く掲示板を見に行くよ!!」と学内を通り抜けていると、なんだか、遠くから勝鬨の声?みたいな物凄い騒動が聞こえてきます…
「これは何?戦争でもあってんの?この先で??」

困惑しながら道を急ぐと、発表を見終わったとおぼしき親子連れが足早に地下鉄の駅に戻ろうとしています。
「あ、発表を見終わった人たちだ」と横目でチラリと見やると…

<font size="-2">娘さん、泣いてます…お母様も泣いてらっしゃいます…</font>

ひいぃいいぃいぃいいぃいいぃいいいいいぃ!!((((;゜Д゜)))

あ、アレはもしかしたら数分後のワシら親子三人の姿ですかっ!?
しかも、その後その後、続く親子連れがみんな<B>あからさまに泣いてらっしゃるんですけど……</B>

道が拓けるとその先に、大量の学生やらなんやらが群れ集ってわいわい大騒ぎしています。
「あ、あれが発表会場だ」
と思うのですが。
人が多すぎて近づけません(ーー;

人垣の先に番号が掲示してある板がダーっと立っているのですが、その近くにまず近寄れません。
文字は小さくて遠くからは見えません(´д⊂)

仕方ないのでベンチを足がかりにして親子三人、石垣の上に上り、掲示板前めがけてショートカットして近づいて行きます。