山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

情熱大陸にとらわれる

・そんな風にしてOくんとは天神でお別れ。
「生活を改めて、体を動かし。こんな男とデートしたいと思わせる男になれ」と言う。

昔は白皙の美少年だったのに、今や見る影もなく(薬の影響か?)
顔色が悪くていかにも不健康な雰囲気だったので驚いてしまった。

かつて彼が詩集を自費出版したときは、ワシがポートレイト写真を撮ってあげたんだった。
美術館の赤いレンガの壁の前で、不審そうな表情でカメラのレンズを肩ごしに見返す彼は、いかにも繊細で傷つきやすそうな青年だった。

ワシと会話しているうちにみるみる元気になって、楽しそうに笑い続けたのを見て、
「普段、家族とも会話が殆どないんだろうな」と胸が痛んだ。
体重も45キロしかないそうで(うちの夫の半分かよ!?)
「とにかく疲れやすい」と嘆いていた。
薬漬けの生活から脱せるといいんだけどね(´・ω・`)

・そんな風にして出かけた出張先は昭和の匂いのする街で。
いきなりスーパーの前で朝から焼酎をキメたおじいさんが大声で独り言をしゃべっているような街でした(^^;

女性重役のお話に、「会社はこんな人に高い給料払ってて大丈夫か!?」と不安になり。
その話しが終わった途端、周りの人達が一斉に彼女の悪口を言い始めたのには思わず爆笑(性格が悪い)

ま、会社っつーのは面妖な所です。
別に仕事が出来なくても偉くなれるんだもんねw
現実認識の甘さに至っては失笑もの、彼女の話しは全部論破できる自信があります。

・そんな出張の帰り道、トンデモナイ年の差カップルを見かけてワシ、驚愕。
どう見ても40歳以上の差がありそうです。
しかも男性はラテンアメリカ系。
「このお婆さん(ごく普通の日本人老婆)の体はもつんですか!?」といきなりお下劣な考えがよぎるワシ。
ま、それ以外は普通にいちゃいちゃと仲良しカップルの様子でしたが。

・日曜日の夜に「情熱大陸」を見て以来。
「愛し愛されるってなんだろう?」「愛する人に身も心も捧げるってなんだろう?」と激しく考え込んでますよ。

宇宙飛行士の山崎某子さんとその家族。
番組中の様子が、誰一人として幸せそうな人が居なくて。
見ててお気の毒でした。自分で選んだ配偶者とは言え、ここまで悲惨な環境だと…

離婚すれば解決するんでしょうが離婚もさせてもらえなさそうですし。
イバラの道でした。