山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ウルフルズのことを考える

いやはや、あんまりだわ。活動停止という名の事実上解散。
2年前にドキュメンタリーでその内幕を知って以来、すっかり嫌いになっていたウルフルズでしたが、やっぱりいざ、居なくなるとその幕引きの後味の悪さと共になんともジクジクしたイヤな気分になりますね…(´・ω・`)
その人間性がイヤになって、つきあいが疎遠になった人が、その後風の噂に更に酷いことになっているのだよ…という事を聞いた気分とでも言えばいいのか…

「自分には関係のないこと」と思いつつも、「あんなに楽しい時期もあったのにね」と寂しい気分になってしまうような?
そんな感じです。

ウルフルズ、良い曲もいっぱいあったのに、なんでこんな事になったんだか。
いつの間にか、ライヴの内容はお約束のお決まりの、曲順とセトリ。
あおりも同じ、アンコールも同じ。
決まったことを決まった順番にこなすことが最優先みたいな内容。
内容も12年前と全く同じなら、お客さんも12年前と全く同じ顔ぶれ…
固定ファンが多いのは慶賀な事ですが、つまりコレは「新しいファンを獲得できていない」という事の証明。
ロックをやっているはずなのに、若い男の観客はほとんど居ないというなんだかちょっと気味が悪い風景(は、つい最近までのエレカシも同じかw)

どうもトータスは音楽よりも他にやりたいことがあるみたいだし(そもそも歌だって声が大きいだけで上手いわけじゃないのに、ナーニ勘違いしてやがんだよ、バーカ!!と言いたい、本当は)
自分のことが全く見えてないみたいだから、もうコレはなるようにしかならないんだろうね。
寂しいねえ。
バンドってこうやって終わっていくんだね、普通は。

そう言えば、トータス松本ウルフルケイスケはピーズの結成20周年記念公演にゲスト出演していたわね。
あの時、トータスは盛んに、
「ピーズのハルくんの作詞作曲能力が羨ましい!ねたましい!!」みたいな事を喋っていたけど…
でも、売り上げが落ちたとはいえ、ウルフルズの方がピーズの何倍も売れているはずなのにね。

そう言いながらも、いざ自分のレコーディングになると、メンバーをなじり、まるで良い作品が出来ないのはメンバーのせいみたいな調子だし。
その一方ではスタッフに、「売れる責任があるからねオレは」みたいにビジネス(?)を語っているというバランスの悪さ。

…終わって当然か…