山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ウルフルズに疑いを持つワシ

そこでワシは思いました。
「なんだこの違いは?」
今、手元(ワシの脳内)にある比較物件は、ミスチルGLAYウルフルズピロウズですな。
「あ、このバンドそれぞれの接点ってピロウズじゃんか」<気づくのが遅い
ミスチルは脇に置いといて(酷)<実は考えたくもない(本音)
どれ、改めて考えてみましょうかね(人はソレを妄想と呼ぶ)

先日のOTODAMAという番組の一点で言えば、「やっぱり見るんじゃなかった」って気がするウルフルズですが…
だって今まで、「何でワシはウルフルズを聴かなくなったのかな?」という、自分では殆ど深く考えた事の無い、どっちかと言えば、「あまり考えないようにしていたor自分では見ないようにしていた問題」に改めて向き合わされた気がして、なんとも___不愉快でしたねえ。
「嫌いになりたくなかったから、敢えてソコは見ないようにしていたのに!!」というのが本音かな?

しかもあのド下手糞なドキュメンタリーに、このワシがそんな気分にされたなんてねえ?
そのまま撮って出しただけみたいなドキュメンタリーとも言えないような番組なのにさあ。

えー。そのOTODAMAで、「こりゃいくらなんでもマズイよ」と思ったのが、トータス松本の発言でしたね。
「頑張ったら頑張っただけ見返りが欲しい」っての。

それは確かにそうだし、みんな考える事なんですよ。
妻子だっているし、車もあるし、スタッフには給料だって払わなきゃいけないし。
ここらでガツーンとヒットを出して、もう10年、バンドが生き伸びるための推進力が欲しいのは理解できます。
理解できますけど。
でも、バンドとして演奏がコレだけダメダメになっているのに、「報われたい」ってそりゃあ虫が良すぎるんじゃないの?
と、冷酷なようですが。ワシは考えましたね。

バンドサウンドがここまでダメになっているのに、何故売れたいなんて思えるの?
屋台骨はグラグラで、もうバンドとしての体裁すら繕えなくなってきているのに、なんてのんびり屋さんなんだ!?と驚いてしまいました(正直)
君が立っているのは砂の小山の上だ。

だから、一応、番組のオチとしては、メンバーの助言やメールでの慰めがあって、バンドの危機はなんとか乗り切れて、ライヴで新曲も演奏することが出来ました。
嬉しくてウルフルケイスケさんは涙が出ました。
__って事だったんですがね。

本当に乗り越えたの?(疑)
この話、明日も続きます。