山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

GLAY vs 850 @ NHK-BS2

とかなんとか書いていたら。
そのウルフルズとは、すごーく対照的な物件を目にしたので、その事を忘れないように書いておきますね>本日の日記

今度12/8にはピロウズが放送される枠、NHK-BS2の土曜日深夜の音楽ドキュメンタリー番組。
それで夕べ、GLAYが放送されたんですよ。

まあ、GLAYと言えば、大メジャーバンド。
日本を代表するロックバンドですよね。
でもワシはライヴを見たことがない(ので、実際はどんなバンドなのかよく知らない。勿論、楽曲や演奏する姿はテレビで拝見してはおりますが、実際のステージを生で見たことがないので「理解している」とは言い難い)
そのGLAYが渋谷のライヴハウスで850人だけの観客を相手に一夜だけのライヴを行うというので、話題になっていたその夜の模様でした>GLAY vs 850

ミスチルもねー、バンドとしての原点に戻りたいのとか何とか言いながら似たような事やっていたし、みんなやりたがるモノなのかね、売れちゃうと」
とかなんとか。
最初は冷ややかに見ていたんですが。

いやー、ごめんなさいGLAY
あなた方はやっぱり凄いバンドだよ!
すっかり感動しちゃって、二回繰り返して見ちゃいましたよ!(笑)

バンドとして全然成り立ってないミスチルとは全く違う。
ロックバンドが本来持つべきであるが、なかなか持っているバンドは少ない「音楽の魔法」を引き起こす力をちゃんと持っている。
そこに感動しましたねえ。
本当に楽しそうに、力一杯の演奏で、「この音楽が引き起こす一瞬の魔法を一緒に経験しよう」という態度が顕れてて。
思わずGLAYのファンになりましたね(^^;<今更

ちゃんと(これだけメジャーとして大売れしていながらも)ロックバンドとして機能しているその姿に感動させられました。
「なんだ、良いバンドだったんだなあGLAY
今まで知りませんでした。ごめんなさい。

音楽でしか伝えられない事。
それをちゃんと伝えようと努力しているその姿にナニかを教えられる気がしました。
ウルフルズはえらい違いだなあ」(感心)

ウルフルズがその音楽でしか理解し合えない部分で決定的にダメになっているのとは対照的でしたね。
観客にさえないオッサン&オバサンから若い男女までまんべんなくいるのも良い風景です。
こんな幅広い観客を持つバンドは本当にシアワセですよ。
(ちなみにウルフルズの観客はおばさんオンリーである<観客の更新が全然出来てない)