山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

寝床

♪きょうから??、オレがぁ??、お前の寝床ぉ????♪
すいません、ちょっと歌いたくなったダケです↑

で、ワシは思い出しましたね。
「あれ?ピーズの20周年記念ライヴの時に、ウルフルケイスケトータス松本はゲストとして来ていたよね?アレって、新曲の演奏が合わなくてメンバー間がギクシャクしていたのと同じ頃か?(@今夏)」と。

あの時は、ケイスケはんもトータスも20周年のお祝いに参加できた事がすごく楽しそうで。
ウルフルズピロウズ、ピーズは似たような時期にデビューして、鳴かず飛ばずの新人時代は仲良く貧乏野球生活をしていた)
「ピーズが羨ましい」みたいな事を言ってて。
つまりその羨ましさというのは、男なら誰もが抱えている事を正直にカッコヨク歌にしてくれて、いつもピーズの新作を聴いては、「クソー!やられた!!かっこええなあ」と感じているという部分なのだ__とかなんとか。
その時は「ふーん」ぐらいにしかワシは思わなかったんですが。

だってさあ、考えても見てよ?
ピーズなんて、ギターのアビさんは(あれだけ凄いギターを弾く人なのに)ミュージシャン一本じゃ食えなくて、妻子のために普段は普通の仕事(しかもかけもち)をなさっているじゃないですか。
「いやあ、ピーズの凄さはピーズが貧乏故に出てくるものだという部分もあるから、ウルフルズが本当にピーズの創作力を羨ましいと思うんだったら、全財産どこかに寄付してインディーズに戻って、元の赤貧生活に戻れよ」と無責任にその時、チラリと考えたんですね。

そして、OTODAMAを見たワシは結論を下しました。
ウルフルズ、やっぱり全財産失って、一から出直せ」

鬼ですな。

でも思ったんですよ。
ウルフルズの新アルバムの中に「四人」て曲があるらしいじゃないですか。
OTODAMAの中ではその曲は紹介されなくて、歌詞だけがテロップで出たのですが。
「なんだ、こんな曲も書けるんじゃん」とワシは思ったんですね。

近年、ウルフルズの曲の中で一番ヨカッタ(というか、正確には「一番ウルフルズらしい楽曲を書いていた頃のテイストに近い気がした」)のは「ええねん」だったじゃないですか。
もっとそういう部分で自分の心から出てきた歌をそのまま歌えばいいのに、それこそが人の心に響く歌になるのに__と思ったんです。
大きなお世話ですな。

今の自分を正直に見つめること。
コレが欠けてて残念無念です>ウルフルズ