山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

BLUE SONG WITH BLUE POPPIES 1

来ましたよ、DVD。
では早速、感想など↓

ピロウズ最大の魅力は、「ピロウズは音楽そのものである」という部分だ!
と、ワシは理解しております。
制御不能な音楽に共鳴して揺らぐ情動、真っ直ぐ心に突き刺さってくるその演奏。
確固たる確信を持って、自分たちのやっている音楽に対して非常に自覚的であるからこその、自信に満ちて輝くその存在。

「判る人にだけ判って貰えればいい」といういささか不親切な姿勢も近年減った気はするのですが_実は未だに多少見受けられます。
でも、そこもいいじゃないw

しかし、そのライヴにひとたび参加してみれば、見る人の心に直撃で飛び込んでくる彼らのその姿勢は、バンド結成20周年の今年になってもまだまだ初々しく、いつも新しい感動があります。
でも万が一、ライヴを観ても判って貰えない人が居たんじゃコレは仕方無いね(´・ω・`)縁がなかったって事で…

ワシが太鼓判を押せるのは、技術的な上手下手とはまた違った部分で物凄い説得力があるバンドである!_という事です。

さて、そんなピロウズの最新ライヴDVD。
東名阪で行われたアコースティックライヴツアー「BLUE SONG WITH BLUE POPPIES」の最終日公演の模様であります。

正直。
さわおのヴォーカルは上手くはないです。
表現力がずば抜けているわけでもない。歌唱力があるわけでもない(どっちかというと貧しい)
でも、彼が自分の信じていること、感じたことを本気で歌うその時に、聞き手の心の奥底に確実に触れてくる瞬間があるのは本当のことです。

果たして、その「手」がこのアコースティックという演奏形態で観客に伝わるかどうかはチト不安(´・ω・`)
「あぅいえ」の無い歌声の説得力や如何に!?

お昼ご飯を食べていたら、佐川のお兄さんが持ってきてくれたので早速ハァハァ(;´Д`)しながら鑑賞開始。
すごい邪道ですが、まずは、FC限定イベント、去年の12月に新宿・紅布で行われたライヴのダイジェストの方から鑑賞しますw
スイマセン、ワシ、この直後に行われたLGTC08大阪公演に出かけたので、確認したいのよ。

はーはー、なるほどw
こりゃ酷いw(^^;
「入場料金とって公開リハーサルかよ!?」と当時突っ込まれていましたが、確かにコレは公開リハーサル過ぎる(^▽^;
名曲「Beehive」で歌詞を二度も間違えて、ステージ上でいきなりリハーサルを始めるのには思わず爆笑。