山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

9/14ロゴス その3(混沌降臨)

恐ろしいですね、年を取ると「脳内で呟いたと思った言葉」が実際に口からぺろぺろっと出ちゃうんですね(ーー;
まあ?周りの皆様、大変失礼致しましたm(_ _)m

さて、コレ以降は空気の読めないヤジも少なめでなかなか良かったですね。
「忍法替わり身の術」で視界も良好。音もバッチリ。
「さあ、がっつり楽しむぞ!」と気合いを入れて目を見開き、耳を澄ませて演奏に集中します。
ワシの数列後方には最前列から流された長女(灼熱の運動会後でいささか熱中症気味)が居たのですが、「すまん、母ちゃんは今、目の前の事に忙しい。オマエはもう大きいんだから、具合が悪くなったら自分で離脱してくれ給へ」と心で詫びて(冷血)時々後ろを振り返って様子をチェックするだけにしておりました。

さて、長崎公演から一ヶ月半。
ツアー前半を終了し、様々な夏フェスに参加した後のピロウズ
さすがにこの福岡公演ではアレンジも少し変わって来て、こなれてきましたね!
長崎公演とは曲順も違うし、アレンジも更に熟成されて来て、印象が随分違って来ています。
「コレだからピロウズから目が離せんのよね!」
本当、ピロウズを好きになって良かった!と思う瞬間です。
いつも新しい表現、新しい展開が待っているんですもの。
「さあ、次は一体、どんな局面を見せてくれるの?」
こんな予想のつかないワクワクとした気持ちをファンに毎年味わせてくれるバンドは、世界中探してもそうそういません!

今回気がついたのは「ギターの表現がまた変わって来ている」って事でした。
前のギブソンレスポールJrの時も、「手首のバネがよく音に再現されるギターだなあ」と感心したのですが、今度の「混沌」も素晴らしいギターですね!(お高いだけあって!__じゃなくて、「真鍋代表こだわりの逸品」だけあって!!)

時には太く轟音で、時には繊細に。
細かいタッチや繊細なビブラートも丁寧に拾ってアンプに伝えます。
とにかく真鍋代表の「手技」の細かいニュアンスまでよく判るのです。
真鍋代表の最大の魅力はその音作りと、繊細なビブラートを始めとした恐ろしく綿密に計算された表現力だと思うのですが(綿密さと表現は相反するモノに思えるが、彼の場合、「気分だけで弾いているのではない」という確信が持てます)
それを見事に再現してくれるギターです。