山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

腐女子力ゼロ宣言

と、言うわけで、2008年の御代になっても未だ、「少年マガジン」に少年のランニングシャツ姿のしどけないポーズによるグラビアページは実現されず・・・・無念・・・
なんて思っていたら、「少年サンデー」と「少年マガジン」が合同出版ですってよ。

「それって、『かってに改蔵』と『さよなら絶望先生』が二本立てで連載されるって事!?」と発言しては娘から、
「クメダを殺すなー!」と怒られました。何故だ!?

っていうか、「ウチの母親は腐女子第一世代です」なんて、高校で勝手に喋るなーヽ(`Д´)ノウワァァン!!
て言うか、ワシって腐女子のセンスがゼロなんだよね。
そこがすごく自分でも残念で仕方ない。
男の人がよってたかってはイチャイチャしてても、「社会ってそんなモノ」という諦念があるので、それ以上の妄想が広がらないのだ。
ここでトンデモな妄想を広げることが出来る能力それが「腐女子力」なんだと思う。

そもそも、大学卒業後、ワシが会社に就職して何に一番驚いたって___会社員という種類の人たちは、実はエライ人同士、結構お互い可愛い子ブッテて、「更にエライ人からの寵愛を受けるのに必死になっている」ってのでしたね。
もう、皆さん、必死。「見て見て!オレが一番アナタに忠誠心を捧げているのよー!」「いやいや、ワタシこそが、アナタの靴だって舐めて綺麗にしてさしあげてよ!」「なに言ってんのよ、アタシが一番よー!」「キーー」みたいなおっさん達の構図を散々見てきたのでね。

「そうかー、オッサン同士のパワーゲームってのは一部の話で、大方の世界ではイチャイチャで成り立っているんだなー」と感心してしまって。
それと同時に、「このイチャイチャおっさん村の住人にならないと、会社という組織の中ではエラくなれないんだなー」というのも学びました。
「んー、女のワシがこのおっさん仲良し村につけいる隙はナイ!なー。会社組織の中では、ワシは偉くなんか一生なれないなー」と悟ったのもその時でしたね。

多分、この「おっさん仲良し村」に飛び込んでいけば、きっと出世も望めるんでしょうね。
でもきっと、この価値観の中にどっぷり染まるまで飛び込んでしまう__というのは、多分、「女の皮を被ったおっさんになる」って事を意味するんだろうなあ__という予感がします。