山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

日本のロッケンロー!(叫)

と、言うわけでザ50回転ズ、たった80分間のステージでしたが、ワシは満足でしたね。
いかにも!ザ50回転ズな場面も堪能できたし、思いもよらないような、メランコリックでセンチメンタルな部分も見せて貰った。
なんか、色んな面を見せて貰って音楽的にも大満足して帰宅しましたよ。

そのザ50回転ズのステージを見てて気がついたんですがね。
なんでしょう、このダニーという人のキャラクターが本当に面白くてねえ。
で、調べてみたら、この人、徳島の出身なんですね。
徳島__チャットモンチーマキシマムザホルモンのダイスケはんを産んだ土地ですよね?(^^;

「凄いな、ロックミュージシャン続出県だな」(感心)
瀬戸内の穏やかな気候となにか関連があるのでしょうか?

それともう一つ、気がついたこと。
ザ50回転ズ、既存のバンドでは誰に一番似ているか?と言うと、実は「怒髪天」な気がします。
ライヴを実際に見るまでは、「そりゃあラモーンズに決まっとろうもん」と思っていたのですがね。
ちょっと違いましたね。

基本ロックンロールなんだけど、欧米のロックンロールとは全然違う。
欧米のロックンロールはその音楽的な基礎にブルースやカントリーを持っていますが、日本語ロックンロールにはソレはナイですね(断言)皆無です。
(スタイル的には借りている人も居ますが、それは単なる便宜上のスタイルにしか過ぎません。なので、心にも響きません)

「ロックンロール・イズ・アティチュード、ノット・スタイル」<剽窃ジョー・ストラマー

むしろ、「日本語でロックンロールをヤル」ということには、日本古来(^^;の唱歌とかメランコリックなフォークソングがその基礎にあるような気がします。
これが欧米との最大の違いですね。

だから、「日本語ロックンロール」と表記するよりは、ココで一つ、「日本のロッケンロー!」(叫)と表記したい気分ですw

さてその「日本のロッケンロー!」(叫)
日本語を乗せることにより、独特の泥臭さと純情さが入り交じったような不思議な風情が漂うのがその最大の特徴ですね(独断)
あんまり気取った言い回しはしません。
夜明け前の風景や、夜の酒臭い街をさまよったり、仕事のつらさを嘆いてみたりします。
とても妄想日記とは思えない講義内容ですねw