山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

本日はギター漫談

気持ちが良い晴天で、空気がカラリと乾いている。
こんな日は「ギター日和」である。
さっそくハリーくんをスタンドから抱き上げて、チューニングマシーンで調弦する。
チューニングも慣れたもんだなあ(我ながら)もう一瞬だよ(マシーン使っているけど)

さっさとチューニングを済ませて、ハリーくんにピックを当てる。
とりあえず、ストロークでジャガジャガ弾くのだが、なんとも音が良いね。
空気が乾いていると、音が「パキッ」としている。
気持ちの良い抜ける音で部屋が満たされる。
弦をはじくと、ネックもボディも、ギターの全身がブンブン共鳴してビリビリ痺れてくる。
ハリーくんが全身で歌を歌っている。

「うーん、七千円で買ったとは思えない、良い音♪」
さて、ギターを弾きながら、小ネタでも紹介するか。

・「ほっこり雑誌にクラムボンが掲載されていた」事
正確には「クラムボン原田郁子が掲載されていた」んだが。
「そうか、その手があったか」
最近は日本の音楽界も女性ミュージシャンが多数居て、一つの「働く女性」のカテゴリーとして見ても魅力的な人が多い。
大体、女性誌に掲載される女性ミュージシャンなんて、山下久美子矢野顕子大貫妙子ぐらいだが、若手にも色々居るよー。と女性誌編集者どもに教えてやりたい。
しかし、「ほっこり系雑誌」に掲載されている原田郁子は、なんだか、「ワタシ、おしゃれとかセンスが良いとか、そんな世界で勝負しようとは思ってないモン」という風情で写真に写っていた。
いや、彼女はセンスが良いと思うんだが。
「そんなくくりじゃないだろ」と思わず呟く。

・「NHK教育トップランナーにチャット・モンチーが出演」していた事
いつもチャット・モンチーを見てて思うのは、「なんでこんな小学校の先生みたいな人がロックやっているんだろうなあ」って事だったが。
この番組で謎が解けた。
ヴォーカル&ギターの子以外は二人とも徳島教育大で小学校の先生を目指していた人たちだったのね。
ワシはワシの眼力がオソロシイ!(笑)
本上まなみの「最後の感想」が実に上から目線で不愉快な番組である<ワシも上から目線で書いてみた♪

さて、そんな事を考えながらギターを弾き続けていたら、夕方になって突然、弦が「べろんべろん」してきた。
「ん?チューニングしなおすべき?音程は合っているみたいなんだけど」と思っていたら、突然、雨が降り出した。
ハリーくん、正直者。