山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

年齢不詳の女になっちまった悲しみに

最近、長女が中間テスト中なので帰りが早い。
丁度、ワシの仕事が終わって帰る時間と合うので、駅に立ち寄って長女をピックアップしてから帰るのだが。
そんなある日、駅の改札口へ向かって歩いていると、何かのアンケートをやってて、そのアンケート係のお姉さんがワシに向かって一直線に歩いて来るのが見えた。

「ああ、アンケートのお姉さん、ワシにアンケートを答えて貰いたいんだな。電車の到着まであと4分ぐらいあるし、いいか」と思って、近づいてくるお姉さんにニッコリと微笑んでやると、お姉さんさも嬉しそうに笑う。
「アンケート、いいですか?お時間は取らせません」とおっしゃるので、
「いいですよ」とサクサクと答える。

すると、アンケートが終わって最後に、お姉さん、
「失礼ですが、年代だけ教えていただけますか?」とオズオズと仰るので、
「40歳代ですよ」と正直に答えると、
「えええ!?」と驚かれるお姉さん。
「___30代の方だと思ってました」と言われる。

ここで妙に嬉しい気持ちになるワシは正真正銘のおばちゃんであるorz

「いやねえ、もう!40歳なんてとっくに過ぎてて実はワシ、47歳なのよ!!げはははは」と笑い出したい気持ちをこらえて、
「ま、ありがと♪ホホホホ」とダケ、軽く笑ってお姉さんと別れたワシ・・・・おばちゃん丸出しである。

ワシは知っている。
ワシが年齢不詳なのは、メイクが薄いから。
年相応のファッションをしてないから。
(コレはキャミソールとかローライズパンツ等の肌も露わな格好をしているとか、そーいう意味では無いので念のため。ワシの場合、パンツ+バンドツアーTシャツが基本という話である)
あと、デブで肌の色つやが良いというのも理由かも(先日、職場の健康診断があったのだが、ワシ、職場にて唯一人、健康評価が各項目「オールA」の「無茶苦茶健康体」である事がバレてしまった<40代後半でこの評価は「あるまじき事」である)

まあ、想像してみてくれたまえ。
デブでノーメイクでサロペット着ている中年女性が居たら、キミは一体、彼女が本当のところは何歳なのか?ってのは当てられないと思うよ。
それと同じだ。
よく雑誌の特集で「年齢不詳の女になろう!」みたいなモノがあるが、非常にマイナス方向で「年齢不詳の女になっちまう」って事も世の中ではあり得るという__そんな話である。