山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

巧いギター、凄いギター

・さて、毎日コツコツとギターの練習をしていますよ。
するといつの間にか、左手中指の指先の皮が分厚くなって、鋼の弦をグイグイ押さえても「屁でもない」って状態になってきました。
ある時、「ふっ」と気がついて、左腕の二の腕を見ると、「筋肉がぁっ!?」
どうもネックを押さえる時に、いつもは使わないような筋肉を使いながら、結構、緊張させた状態で保持している事が多いので(初心者だから)、いつの間にか筋肉がついちゃったらしい。
「もしや!?」と思って、長女を捕まえて、
「ちょっと左手をこんな風に(と言いつつ、肘を曲げながら左手手首をぐぃーと内側に折り込むポーズをとる)してみそ?」と言うと、長女素直に、そのポーズをとる。

「おお、二の腕内側に、立派に盛り上がる筋肉が!?」思わずのけぞるワシ。
もしかしたらギター弾きは、皆さんこうなっているのかしら?
今度、確かめてみようっと♪

・そう言えば、ワシがギターを始めたって事を、友人にまだ教えてなかったな__と思い出したので、ハリーくん(極光号)と一緒に写真を撮って写メールして教える(^^;
すると、返事が来て、
「うちのダンナが『クラプトンみたい、カッコイー』だって」と返事が来る。

_____ワシ、クラプトン嫌いなんですorz

そう言えば、先日ハリーくんのリペアにお店を訊ねたとき、そのお店の店長と、「巧いギターと凄いギター」の話をしたんだったな。
(「ワシは巧いギターより、凄いギターを弾く人が断然好きです」みたいな内容)

クラプトンは「巧いギター」の最右翼だとは思うけど・・・・この人ほど心のこもっていないギターを弾く人も珍しいと思う(よ?)
まるで本人が、「俺は自分に魂がないことなんか、全然恥じてないぞー」と開き直っている風情すらあって__まあ、コレはコレで「芸風」として確立されているし、それはそれで「アリ」なんでしょうけどね。
ワシは全然好きじゃない。

でも彼のファンを自称する人の大半が、「彼の魂のギタープレイ!」とか絶賛しているのを見ると、「それは違うやろーー」と言いたくなるのは事実です。
心なんか何処にもない。魂なんかどこにも存在しない、冷血の極み。上っ面の極地。
ソレが彼のプレーの醍醐味ですよ。