山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

痛いファンですよ、あー、どうせどうせ

とかなんとか言っていたら、夫がワシに言う。
「声が突然出なくなったのが、生中継の日じゃなくてヨカッタな」

いや、それ、ワシもちょっと思ったけど、なんだかねー。
そう考えるのも悪い気がして。
勿論、「不幸中の幸い」なんだけど。そう思っちゃう事に対してワシ、罪悪感を感じるわ。
ワシって結構繊細だったのね(笑)

__いや、そうじゃなくって。

例の生中継の日に、夫が、
ピロウズもいつまでこんな事が出来るんだろうな、こんな渾身のステージ」とぼそっと呟いていたので、
「まー、やれる限りはやり続けるんじゃないの?」とワシは応えたのだが、夫が、
「でも40過ぎると色々辛いぜー、体力的にがくっと来るし」と言っていたので、
「45過ぎると更にガクガクッと来るけどね。でも真鍋代表も、40はとっくに過ぎてるのにコレだけやれているんだから、多分、大丈夫だよ」

___って言ってたのにorz

でも、それでも「出来る限りの事はやる」ってのが素晴らしいなあ。
オアシスはこうじゃなかったよ?
泣きながら走って逃げ出したよ?>リアム・ギャラガー
山中さわおは悔し涙にくれながら(?)も最後まで雄々しくステージに立ち続けて、観客に立ち向かい、最後までやり通したらしいぞ。

いつも感心させられるけど。
たとえ、アンコール曲をインストに差し替えた所で。全力投球なのはいつもと同じ。
本当にソコが素晴らしいわ。

そして、神戸公演で差し替えられたアンコール曲、「March of the GOD」ってライヴで物凄く恰好良い曲なんだよね。
ライブ映えする良い楽曲なんだよ。
ワシも死ぬまでにもう一回、聴くチャンスに巡り合いたいと思ってますよ。

去年の「MY FOOT Tour」の一曲目がコレで、あまりの格好良さに、ワシ、脱糞しかけたわよ(汚)
もう、全身の力が抜けて、「尻子玉を抜かれた状態」になっちまったのよ!!
このワシがよ、このワシがー!!(叫)

つまり、「不幸中の幸い」なんじゃなくて、「いつも全力投球」「一曲入魂」なのが彼ら、素晴らしいのよ。
だから「声が出なかった」とかアクシデントは、実は瑣末な事なのよ、そーなのよ。
とりあえず、今夜の浜松、成功しますように。
とひっそりお祈りをしているワシがいる。