山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

怒髪天LIFE LINE Tour@福岡LOGOSに行く

と言うわけで行ってきましたー>怒髪天
結論から書きますとね…

行って良かった!ワシったら果報者!!

で。あります(^^;
もうね、凄い体験しちゃった。でへへへへ〜〜。
かなり迷ってたけど、結果。行って良かったです。
手術前に「最後の思い出に」なんて悲しげな決意で見に行ったんですけどね(^^;

では、その話の詳細、参る

雨の降る土曜日。
初号機の二十歳のお誕生日なので、夕方から出かける初号機のために午前中に予約してたケーキを引取りに行って、お昼からご馳走を作ってささやかにお祝いしました。

プレゼントはワシからお風呂用iPodスピーカー、夫からはラインストーンつきのカナル型インナーヘッドホン(白)
夫のプレゼントを買いに行く時、ワシも選ぶのを手伝ったんですけど。
夫はキャンディカラーのおもちゃっぽいのを選ぼうとしてたので、
「初号機はそんなのより、こんな感じのが好きだよ」と一粒だけラインストーンがポイント的についてるのを勧めたら、
「コレとどう違うの??」とギラギラデコデコしたラインストーンがいっぱいついたヘッドフォンを指し示されるワシ。

「初号機はシンプルでお上品で。でもさりげなくちょいオシャレな感じのものが好きなんだよ」
と、教えたら、「ふ〜〜〜ん」(´・ω・`)と夫。
いくらデザイナーでも若い女性が好みそうなものはヨクカワラナイものなのだな、と納得しました(^^;

案の定、プレゼントに初号機大喜び。早速使っておりました

そんな風に平和に過ごす土曜の午後。
ふと、思い立って。
「今日の開場は何時だっけ?」
と、チケットを改めて見て驚愕

5時開場6時開演じゃん!今もう、4時過ぎじゃん!!
ギヤァーーーーー!!!

慌てて家族で家を出ると夫が電器店に行くし。
「えっ?なんで??」と言うと、
「間違って買ったケーブルを返品したい」と夫。
それ、今、やるべき事なんですかっ!?明日じゃダメなんですかっ!?
と言うけど、夫が不満そうなので、「いいよ、電器店に回り道しても…」
と回り道してお店に立ち寄って会場へ…
と、思ったらどの道も大渋滞
なのに、更に回り道(遠回り)しようとする夫を押しとどめて、

お願いデス…最短距離の道で、お願いしまス…
と震える声で懇願するワシ(この時点で開演15分前

駐車場でコンパに行く初号機と別れ、ワシ、夫、弐号機の三人で会場入りできたのは開演5分前
「トイレに」とトイレを見たら物凄い長蛇の列!_(:3」∠)_モウダメダ…

しかし、幸いなことに開演時間がチョイ押して。
トイレから出てきたら無事、灯りが落ちてライヴスタート!
ワシら親子三人、最後尾あたりでクーラーの風がよく当たる場所で「ふんふん♪」と踊りながら楽しく鑑賞しました。
「途中で我慢できなくなって前の方に押し寄せたりするんじゃないかな?」と自分で思ってたいたのですが。
小学生から60歳代の男女まで幅広く集まっているこのLOGOSの眺めが最高で。
怒髪天のライヴを最初に見たのが5年前?随分遠くに来ちゃったなあ、こんなに沢山の人に愛されるバンドになるなんて。音楽性や本人たちのキャラクターを考えれば当然!なんだけど、こうやって改めて見ると感慨が深いよ」(´д⊂)
と、半分涙目で見ておりました。

ライヴは「ニッポンラブファイターズ」で大盛り上がりのうちに終了。
「うんうん、怒髪天、いいバンドになっていっているなあ。なんて幸せなバンドなんだ…」
と感心しながらアンコール待ちしていたら…
アンコールで出てきた増子さん。突然、観客に向かって、
「今から面白い事やるから、前に集まれ!!押して押して!!!」と呼ぶんですね。

「呼ばれたから行っちゃうよぉー?」と2本目のバーのところまでズズズズズズズズズと前進するワシ。
若者にモミクチャにされながら「オトナノススメ」を歌って踊って大盛り上がり
すると、二度目のアンコールの時に増子さんが、「オレはもう、客の中で、お前らの中に入ってって歌いたい!!」
と言い出して。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工そんな事して大丈夫!?
と思ったらw
ワシの斜め前に居た男性を指差し、「そこのデカイ男!オレを肩車しろ!!」と言い出してw
その若い男性は言われるがままに増子さんを肩車。
「奥まで行くぞ!」という増子さんの掛け声のままに大観衆に囲まれたまま客席フロアに分入って来たんですよw

「え?コッチに来る??」(・∀・)
と思ったら目の前に増子さんがっ!
柵を越えるのに苦労なさっているご様子。
「コレは支えて差し上げなければ!!」と慌てて右手を差し出したら、ガッシリ!!とワシの右手をお握り締めになって(;´Д`)アフン
しばらく、そのままの体勢でいらしたのです。

「ワシ、増子さんにガッツリと手を握り締められているしーーー!!!!!!」
もう、ひっくり返りそうな事実でした。
そのままワシの後方1メートルぐらいの地点で増子さん「ド真ん中節」を熱唱。
取り囲んだ界隈の諸君怒髪天ファンはこう呼ばれている)も拳をふりあげて一斉に斉唱。
もう、本当に素晴らしい。スバラシイ、音楽の時間、魔法の一瞬

「コレは凄い。こんな事が起きるんだ。凄い魔法の時間だ、魔法の音楽だ!!」

と、感動していたら増子さんの手が目の前に来たんですね。
「え?また握ってもよろしゅうございますか?」と握り返したら、
増子さんの顔が、超至近距離に来てしまって、増子さんがワシの瞳をググっと覗き込んで歌ってくれたんですよ。
「え??こんな事が起きるの??」と当惑してたワシは気がついてしまったのです。

増子さんの両瞳にワシの顔が写りこんでいる!と。

こんな、こんな真剣な表情で汗でぐしょぐしょの殿方から目を覗き込まれて、自分の思いのたけをぶつけられることなんて…ワシの人生50年間の間、
おセックすの時にしか、無い瞬間ですよ(やだわー、汚れた女。やだわーーー。でも事実だから仕方ないわー)
この瞬間、「あ。今、ワシは増子さんと繋がっているんだ!」と気がついて、その衝撃に体を貫かれてしまいました。

あ、あぶない…本気で恋に堕ちる瞬間でした(簡単な安い女やなー)