山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「Wake up!Tour@Shibuya O-EAST」 the pillows

ふう。とりあえず、「夏のお愉しみ第一弾」が無事、終わりました。
夕方から早々に夕飯を作り終え、風呂に入って身を清め。
長女の駅へのお迎えは夫に行って貰って、ワシ&次女はテレビの前で正座(^^;

「今や遅し!」と放映を待ち続け、生中継が始まるや否や、アウイエ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
で、ノリノリですよ。

ああ、画面に映っているお客さんの顔にも見覚えのある人がちらほら。
「この人、『916』にもモッシュゾーンの前の方で写ってたね、ちょっと大人っぽくなっているよ。あの時は高校生みたいだったのにねー」
「うーん、この最前列の女性はワシとごっつくらいの年頃だなあ」(他人事に思えない)
「ウスラハゲのおっさんがモッシュゾーンで踊っててこそのピロウズのライヴだよな!」
等々。
ライヴ中継は見るべきポイントが多くて大変です。
一瞬たりとも目が離せません(^^;

一曲目、SEから「Wake up! do do」
「うーん、いつもながら、ピロウズのCD再現力には感心させられるなあ」
みんな歴史の澱の中から浮かび上がって、何度死んでも生き返って。
ゾンビダンサーズになって、踊れ踊れ。
「♪逃れられず、キミらも死ぬんだ♪」なんて唄でバスターズ大興奮&ノリノリ。
ピロウズのライヴの最も素晴らしい部分。
「演奏者と聴衆が響き合い、共鳴しあって美しいエネルギー交換が行われている」という場面が早々に見受けられています。

ピロウズのライヴで何がスゴイって一番盛り上がる時に客電が点く事ですよ。
もう、奥の奥まで観客の一人一人の顔がハッキリ見えちゃう。
振り上げられた腕の波。肉色の海。
音楽に合わせてうねるバスターズ。しかもみんな物凄く楽しそうな笑顔!
コレがいつ観ても「凄いなあ」と感心させられます。

普通、なかなかロックのライヴでここまで客電が点きっぱなしになるのも珍しいですよ。
まあ、例えて言えば、「ロマンチックなラブシーンに紗もかけずに蛍光灯の下で撮っているようなもの」ですよ。

普通だったら「興醒め」なのに、どうもピロウズの場合はお客さんの表情をよく見たいって要望があるようで、いつも「最も盛り上がる場面で客電が煌々としてます」ね。
でも、多分、コレをエネルギーとしてピロウズは演奏に更に熱を込めるんですよ。
そしてその様子を見てバスターズも大興奮。
本当に素晴らしい。