山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

スカンク@ペンタゴン

・Jeff ”Skunk” Baxterは何故「軍事アナリスト」になったのか?
あまりにも不思議な変身ブリなので、ちょっと彼の経歴を調べてみた。
昔はねえ、調べる方法も無かったのに、今や、田舎のこんな一専業主婦のワシでもスグに目の前の四角い箱で調べられる。
便利な世の中ですねえ。
そこで初めて知った事いくつか↓

*出生地はワシントンDC(1948/12/13)
*1966年にジミ・ヘンドリックスと出会い、1?2年間、彼のバンドであるJimmy James and The Blue Flamesに参加(初耳)
*1972年にスティーリー・ダンに参加。1974年には脱退してドゥービー・ブラザースに加入。
1979年にはドゥービー脱退(この辺りの事情はリアルタイムで知っている)
*1980年代半ばからレコーディング技術に興味を持ち、同時にコンピューターにも詳しくなっていく(初耳)
*隣の家に「元ミサイル研究者」が引っ越してくる。彼はバクスターの研究家肌な才能に気がつき、「軍事関係の本を読みなさい」とバクスターに勧める(初耳)
*バクスター、すっかり軍事研究が気に入り、独学で猛勉強する。
結果、5ページにわたる「イージス艦搭載ミサイル防衛システム」に関する論文を書く(初耳)
*その論文がミサイル防衛システムコンサルタントの手に渡る(巡り巡って上院議員とか色々な人が登場するんだが、日本人のワシにはよーわからん)
*2001年にアメリカ国防総省の軍事顧問に就任、2005年にはNASAの有人探査部門の諮問委員に就任。

今やペンタゴンで、全米の空軍基地で「軍事アナリスト」として大活躍しているらしいですよ。
あまりにも物凄い転身ブリに言葉を失うのですが。

「でも、具体的に今、ギタリストとしてドーなのよ?」とYouTubeを検索したら、ありましたねー。近年の彼の演奏映像。
ダイジョウブだー!全然腕は衰えていません!!
軍事アナリストとして多忙を極める中、ミュージシャンとしてもちゃんと活動しているようです(ピンク・フロイド、エアロ・スミスのトリビュートに参加)
どうせ共和党員なんてやっててもこのままじゃアメリカでも十分旗色悪いんだから。
軍事アナリストには見切りをつけて、死ぬまで現役ギタリストとして頑張って欲しいなあ_とファンは願って止みません。