山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

本気汁が足りない

という感想を言いながら「FACTORY」を見ていたんだが、最後に昔この番組で放映された過去のライヴ映像がちょっとダケ流れた。
そのコーナーで見た「山嵐」ってバンドが初見だったが、なかなかヨカッタね。
RIZEより断然(・∀・)イイ!! よ!
多分、音楽の方向性としてはこの「山嵐」はRIZEと似たようなベクトルのバンドだと思うんだけど(全然詳しくないのであてずっぽうな意見なんだが)、ラウド系ハードロックとHIPHOPが合わさったようなスタイル?とでも言えばいいのか?

なんか無茶苦茶な事を書いている気もしますが。
まあ、この日記は基本、「妄想」だ構うもんか。壊れてもいいんだ<バカ
スピードをあげてよ♪<オオバカ

まあそのワシが感じた「ジェシーの可哀想さ」の根拠はですね。
・charの息子に生まれたという以外に取り柄が無いという部分
・ギターもボーカルも中途半端
・多分、このジェシーがバンド内でのイニシアチブを持っているんだろうが、実はこのバンド内ではギターリスト以外「使える人材が一人も居ない」という部分
・実はジェシーには「自分が心底表現したい事」ってのが無い(見つかってない)んではなかろうか?とワシが勝手にフト感じた_という部分

なんですね。
まあ、若い人にはちょっと見た目が可愛くて、やっている音楽もカッコ良さゲでオオウケなんだろうけど。

「いや、ワシが観たいのはこんな中途半端な発表会ではない!」と宣言するワシ。
なんで「ピンクスパイダー」なんだよ?
しかもナンデあのアレンジ?と困惑するしかないでしょ?

ワシが観たいのは心底魂を揺さぶられる、真の熱狂である。
心底、思っている事をコッチにぶつけてくれる熱い本気魂のカタマリである。
たとえ、どんなに下手でもイイ。
本気でその送り手が思っている事、信じている事、伝えたい事をぶつけて来てくれたのなら、ワシは心底感動して共鳴できる。
心から感動の涙を流せるのに。

なかなかそういう表現に出会えないねえ。
みんな本当に表現したいと思った事をちゃんとやっていますか?
そこが残念。
__というのが昨日の日記の趣旨。

すると夫が、ワシにこう言った。
「アンタ本当にグル?ヴ至上主義だよね」
うーん、「本気汁分泌至上主義」だと思うんだけど。
個性がぶつかり合い、感情がうねり、大きな流れになって空気を揺さぶり全身を震わせてくれる。
そんな感動の一瞬に立ち合いたいといつも願っているだけだよ。