山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

行方不明のコオニタン

でまあ、そのように長女の麻疹騒動に関わってて、ちょっとコオニタンを構ってなかったんだが
(いや、こうは書いててもちゃんと構っているのがワシなんだが。
食欲の無い長女の為に「流動食風トロトロのフルーツゼリー、天草果汁浮かせ」<名前に
センスがナイな(--;、を作ってはコオニタンにも同じように手をかけて作ったオヤツを
同等に与えたりして_母ちゃんは頑張っていますよ)
パートから帰って、「ただいまー」と声を掛けるがどこからも返事が返ってこない。
不審に思って二階に上がり、ダイニングのテーブルの上を見ると
「名まえをかいてね♪」とコオニタンの手書きメモが添えられた「新二年生の新しい教科書」が
積んで置かれている。

「?コオニタン、始業式からもう帰ってきてんじゃん。で、教科書置いて何処イッタの?
ご飯が出来るまで、近所の友達の家で遊んでいるって事かしら?」
と思いながら、もう一度、
「タダイマー」と声を掛けると自分の部屋から寝疲れたorz様子の長女が、
「あ、おかえりー」と出てきた。
「コオニタン知らない?」と聞くと、「知らない。帰ってきたの?」とか言っている。

不審に思い、事務所で仕事追い込み中のダンナに電話して、
「ねえ、コオニタンの姿が見えないんだけど」と言うと、
「あれ?家に居ない?知らないよ」とダンナ。

「あ!?またヤッチマッタか!?」と焦るワシ(以前、コオニタンは長女が昼寝している間に
その寂しさに耐えかねて近所のMさんちに上がり込んでお世話になってた事がある)
思わず「コオニターーーン!!」と叫びながら家の中を探す。
応答が無い。しまったー!またドッカの家に上がり込んでいるぞーーー。

そして、「あ?でもこの前は押し入れでどらえもんゴッコしながらそのまま寝込んでた
事があったっけ。押し入れを要チェックだー!!」と慌てて客間に飛び込み押し入れを見るが、
「居ない!?」
で次の瞬間、フト、足下を見て、「居たよーー!!」

ムートンを敷いてある上に横になり、きっちり綿毛布に自分の身体を包み込んで(A型だし)
コンコンと眠るコオニタンの姿があったんだった。
あまりにも思いがけない所で寝ていたので、ワシ、見つけるなりビックリしてしまい、
「あひゃうえおぉほうほうほう???」と意味不明の叫び声を上げてしまう。