山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Sさん、Mさん

てなワケで、強風吹き荒れるまるで台風のような一日。
家もユラユラ揺れているぜ(怖)
しかも肌寒くて、セーターを仕舞うキッカケをまた失う。

「明日のコオニタンの遠足は大丈夫かな?」と我が家専属の気象予報士(長女)にお伺いをたてると、
「うん、明日からは高気圧が張り出してきて、天気は安定するよ。明日は今日ほど寒くもならないし」
とのご神託。
「そ、そうですか」と、長女に返事してコオニタンに、
「明日は授業の準備はしなくていいです。遠足の準備だけしなさい」と指示する。

昨日のSさんの葬儀の席にて、偶然、古い友人と久々の再会を果たしたダンナ。
ワシは去年の義弟の自殺騒動以来、
「せめてMさん(東京在住のダンナの古い友人)と直接会って話す機会でもあれば、
ダンナの気持ちにも少しは救いが生まれるだろうに」と考えて、
なんとか二人を引き会わせたいものだとMさんに(ワシが)メールを出したりしていた所
だったので、本当に良い機会だった。
(他人の葬儀で「良い機会」というのは不謹慎だが_Mさんは東京から日帰りで葬儀に来た)
お互いが久しぶりにしかも偶然に会えたのが嬉しくて、そのまま一緒に喫茶店に流れて
コーヒー一杯で数時間居座って(迷惑な客ね)長話していたらしい。
(因みにそのMさんという人は某有名IT企業の関連会社社長である_言わば物凄いヤンエグ
_死語?_よ)

しかし、今回の事ですごく意外だったのはその亡くなったデザイナーさんの持病の事も入院の事すら
葬儀に出席していた皆さんが知らなかったという事だった。
しかも、そのデザイナーさん、本名が違っていたし(葬儀出席者全員本名も知らなかったという)
まあ、ペンネームで仕事していた訳だから…って言うか、デザイナーでペンネームって
他に知らないんだけど(ウチのダンナの本名も壊滅的に平凡なのに)

でも何故か、ワシ、彼の持病の事は知っていたのよね…それも知り合った当初から。
と言うか、電話で数回話した事と、実際に会った事があるのは1回だけど…。
「なんでオマエが知ってんだよ!?業界人でも知っている人は居なかったぞ!!」とダンナに
何故か怒られるワシ…

確か、ワシが「別府通信」(という個人新聞_内容はこの日記とほぼ一緒)を出していた頃、
電話で話す機会があって、その時にそのデザイナーさんから、
「いやあ別府通信の発行人と話せるのって嬉しいなあ」と言われたのよ。
明日に続く