山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Sさん追悼・海辺に遠足

しかしナンデSさんが、ワシにそのご自分の病気の話しをしてくれたんだか、
何の流れでそんな、告白系の話しになったんだか。
実の所、ワシの脳みそには、綺麗サッパリと記憶に残っては無いのだが、でも、確かに
ご本人からその病気の話は聞かされていた。かれこれ20年近く前の話しだが。

「遺伝の病気で、その運命からは逃げられないから。あっはっは」
と本人が笑ってらした記憶もある。
(うっすらとだが)

ウチのダンナに至っては、葬儀に出るまで、
「全然病気の事は本気にしてなかった」(ダンナ談)らしいが(オイコラ)、
Sさん、一昨年の年末に、その持病から来る脳梗塞脳死状態になり、
そのまま目覚める事なく一年以上眠ったきりで、つい先日お亡くなりになった…
というのが今回出席した葬儀のいきさつであった。

「なんでワシに自分の病気の事、話されたのかしら?」と不思議に思う。
まあ、業界のちょっと外側に居る人って事で、話しやすかったのかもね。
今回の葬儀に出てた業界の人々が、揃いも揃って、Sさんの病気の事も、本名すら知らなかった
というのが、ワシからすれば結構衝撃だったが…
(葬儀は本名で出されていたので、葬儀に来た人々が揃いも揃って、
「あれ?葬儀場間違えた?」と葬儀場周辺を右往左往していたらしい)
儚い繋がり、関わりではあったが、縁あったお方。
Sさん、安らかにお眠りください。合掌。

えーっと。ウチの専属気象予報士の天気予報はよく当たる。
コオニタンの遠足であったが、ウチの専属気象予報士の予言(!)通り、
「風は冷たいが快晴。雨の心配は全く無い」天気であった。

朝から弁当をこさえてコオニタンに持たせる。
楽しく、美味しく食べられるように、デザートは別容器に入れる>カットしたネーブル
おかずはミートボールと自作の味噌ブタ(ロースカタマリ肉をスライスして、
味噌+みりんをまぶしつけて寝かせておいたモノ)
赤ピーマン+緑ピーマンのシラス炒めあえ。常備菜のひじきの煮物。
卵焼きとウインナー。
オニギリは2つ(かつおふりかけをトッピング)

海辺に出かけるので、「風が強いから綿セーターの上に薄いコートを着てね」と送り出す。
水筒にはたっぷりの麦茶。
お菓子もイッパイ持たせた(ポッキーとかクッキーとかグミとか)