山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

友人の出産を祝いに

そう言えば、友人が子供を産んだンだった!
「急いで見舞いに行かないと退院しちゃうよー」と、パート終了後、慌てて産院に駆け込む。
メールを貰ったのが3日前で、その時が「産後三日目ですー」と書かれていたので、急がないとホント退院しちゃうってばよ!<ナルト風

産院の駐車場を見ると彼女の愛車(アズキ色のボルボ)が止まっている。
「と、いう事は、ダンナ、退院したんだ!?」
えーー。何故、彼女の愛車があると彼女ではなく、彼女の夫が退院した事になるのか?と言いますと、話すと長いので、パス<コラ

とりあえず、病院の裏口から入って(日曜だったので正面玄関は閉まっていた)彼女の病室を探す。
すると、あったあった。
「ヨカッタ、間に合った!」と思いつつ病室をノックする(コンコン♪)

「どうぞー」の声にしたがってドアを開けると、友人と娘(コオニタンのお友達)、友人の夫が新しい生まれたての赤ちゃんを囲んで話している最中であった。
友人、ワシの顔を見るなり、
「間に合った、ヨカッター!!」と破顔一笑
「あー、間に合ったよヨカッタヨカッタ!」と言いつつ、とりあえず、彼女に来る途中で買った出産祝いを渡す。
ラッピングもナーンもしてない。そこんところの薬局で買ってきた、「ゆたぽん」だピョン。

すると友人、ものすごく喜ぶ(^^;
「なんで私が今、一番欲しいものが判るの?スゴイスゴイ!!」と大はしゃぎ。
「ウチじゃもう一家四人、一人に一つずつのゆたぽん生活よ」と言うと、友人爆笑。
なんでも友人、出産中、寒くて堪らず(真夜中の出産だったし)ガチガチと歯の根が合わない状態で湯たんぽを看護婦さんに作ってもらい、「ゆたんぽ二個装着状態」で分娩したらしい(^^;;

彼女の夫もようやく昨日、我が子と対面できたとかで、
「オレも間に合ってヨカッター!」と言っていた。
実は彼女の夫、彼女が産院に入院したその夜に、インフルエンザで救急車に乗り、そのまま入院していたのだ。
「もう単身赴任は終わったの?」と聞くと、
「いやー、予定が変わっちゃって、まだまだ続く…」だって。ひえー。

「あの山奥の一軒家で一人で新生児育てするの?」と思わず聞き返してしまう(いや、ワシもやったんだけどね、コオニタンの時)
出産直後の友人は輝くばかりに美しかった。