山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ママ友仁義

久しぶりに友達の家に遊びに行く。
勿論、子連れであるが、…なんだって長女まで一緒に居るんだろう(^^;
実はこの友達ってコオニタンが彼女の子供と最初仲よくなって、それがきっかけで付き合い始めた人なのだが、普通のママ友ともちょと違うつき合い方が出来るので楽しい。

普通、「ママ友」と言うのは、「自分の子供の友達のお母さんだから仲良くする」程度の意味合いしかない。
深い話しもしないし突っ込んだ話しもしない。
自分の本音は明かさないし、当たり障りの無い、一般的な世間話しかしないものだ。

だって、子供が一緒に遊んでいる間、暇つぶしのようにしてお互い一緒の時間を過ごすだけの関係って場合が多いので。
(しかし、どうかすると全然馬が合わなくて、会話一つ、お天気の話題一つでも交わさないような人も居たりするが)

ま、普通は「同じ年頃の子供を持つお母さん同士」というレベルで、「●●ちゃんのママ」と言う立場のペルソナをお互いが演じている場合が多い。

大抵の場合、「あんまり深い話して引かれても困るし」とか「立ち入った話しをして、ウチに家出されて来られても困るし」とか。
まあ、事情は色々。
宗教絡みとかマルチ商法絡みで異様に馴れ馴れしく近寄ってくる人も多いので、結構皆、疑心暗鬼になって「当たらず障らず」「付かず離れず」な関係が多い。

お互いの子供のキャラクターに関しては詳しいが、そのお母さんの事となると、「はあ?どんな人だっけ。うーん、感じはイイヒトかな?」程度の認識となる。
ソレがイチバン平和で永続的なのだが、どうかするとその「感じがイイヒト」がある日突然逐電しちゃって、そのダンナが自分ちに「てめえ、ウチの女房を何処に隠しやがった!?」と怒鳴り込んできたりするので(実話)、全く油断ナラナイ。

しかしまあ、世の中とはよくしたもので、そんな「当たらず障らず」な関係の中から、突然、「ママ友」を乗り越えた、「大人になって出来る友達」ってのが出現してくる事がある。
コレがマタ嬉しい。
大人になって出来る友達って、ネットでもやってない限り出会いは少ないので、どうしても数が少なくなっちゃう。

で、なんで長女がこの友人宅訪問について来ちゃうのか?と言うと、実は長女もこの友人を大いに気に入っているからである(--;
しかし、結局は子供同士、一日中ギャーギャー騒いで遊び狂う。
保母さんご苦労様>長女。