山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

幼稚園が水族館に

本日、コオニタンの幼稚園行事。「こどもアート展」(いわゆる「造形展」)である。
いよいよ幼稚園行事も残り少なくなってきたなあ。来月は卒園だもんね。
せちたろーは早朝から部活(卒業式に飾る絵の下書き作業)の為、早くから起き出して弁当を作ってやる。
するとせちたろー、こんな事を言い出した。
「部活の差し入れにお菓子を作りたいんだけど」orz
なんで今ごろそんなことを言うんだか。

「だってお母さんは、ちゃっちゃってやって簡単に作るじゃん。あれならワタシにだって簡単にできるかなーと思って」とか言うし。
「料理のスキルが全然違うんだから、お母さんに簡単にできるからってアナタにも簡単に出来ると思うのは、それは、マチガッテイルよ?」と思わず我が娘に言い聞かせる。
「えー、だってお母さん、スコーンだって20分くらいで作っちゃうじゃん!簡単だからなんじゃないの??」とか言うし(--;

「あのねえ、アレはお母さんだから出来るの。世間のお母さんが全部簡単に出来るから、自分にも今すぐにソレが出来る筈って考えるのは大間違いよ」と改めて言い聞かす。
「じゃあやってみなさい」とやらせて苦渋を味わわせてもヨカッタんだが(<ひでえ母親)、出かける時間が迫っていたので、「また今度」と弁当持たせて送り出した。

うーん、現実の自分のスキルと脳内スキルが噛み合ってないな>我が娘。
このままじゃ、先月号の「彼氏彼女の事情」みたいになっちゃう(さくっと子供を産んで、手がかからない子だからそれから大学に行って病院貰って?という脳内お花畑主義)
注意、注意。

と、言う訳でせちたろーを送り出したらコオニタンを連れて幼稚園へ。
もうコオニタン、今日と言う日が最高潮に嬉しいらしく、「水族館作ったの、見てねー見てねー」と踊りながら歩いているし(^^;

幼稚園のホールに入ってほんとビックリ!吹き抜けのホールに青いビニールシートを張り巡らし、本当に水族館になっていたよ、幼稚園が!
上から子供たちが作った魚やクラゲ、タコや鮫なんかがテグスでつり下げられ、足下にも岩や海藻が作られて海から拾ってきた本物も貝殻やヒトデが置いてあり、その上や下にも子供たちが作った沢山の可愛い海の生き物が勢揃い。

コオニタンは真っ赤なタコとキレイにビーズを貼り付けた大きな魚をこさえていた。
「本当の水族館みたいねえ!」と言うと、コオニタンもにっこり。