山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

春はお別れの季節

今日は中学校は卒業式でお休み。
長女がボイスの散歩に行ってくれて、お昼前に「ちょっと美術部の先輩に花束と色紙を渡して、背景の絵を片づけなきゃイケナイから、学校行ってくるね」と出て行った。
ので、ダンナと二人でお昼を食べて、「さーてそろそろコオニタンのお迎えに」とか思っていたら、長女が「ぎえー、腹が減ったー!」と叫びながら帰宅。
「あ、なんだよ、お昼ご飯は中学校裏のパン屋でサンドイッチ買って食べるって言ってたじゃんかよ!」と思わず責める(鬼)母。
「だってー、作業がー、もう終わっちゃってスグに解散になっちゃったんだも??ん」と玄関でひっくり返ったままの長女が言い訳ってる。
「じゃあラーメン作ってやるよ」と母はしぶしぶ、生協の焼き鳥とホウレンソウ入りのラーメンを作って我が娘に食べさせる。

「ぶはー!甦った甦った!!」と長女落ち着く。
「コオニタンをお迎えに行くけど、ついてくる?」と聞くと、
「ジャンプ立ち読みしたいからorzついて行くー!」と即答>長女。
長女連れて家を出る。

午後になって天気が悪くなり、本日、我が山麓庵の裏山は五合目から上がすっぽり雲に覆われている。
「登山した日がこんな天気じゃなくてヨカッタね!」と思わず長女に言う。
長女、山を眺めながら、
「こんな悪天じゃ登山したら遭難しちゃうよ」と言う。
長女が登山した日は天気が良くて、万葉研究会の人やら野歩きの人で頂上は結構賑わっていたらしい。
一回くらい登山してみたいのだが、なんせコオニタンが居るので未だ挑戦してない>裏山頂上
長女が言うには「登山道が荒れ果てててヒドイ状況」という事らしい。うーむ。

幼稚園に行くと、新学期から長崎に引っ越す子のお母さんに「いつも遊んでいただいてありがとうございました」と手作りのケーキを戴いた。
この子はバス通学だったのでお母さんにも滅多に会った事がナカッタ(年に2回くらい?)のでビックリした。
「長崎に引っ越されてもどうかお元気で」とご挨拶し、恐縮する。
もう明日から長崎に行って、幼稚園には出てこないらしいので、今日が「卒園式を前に最後の日だった」という事らしい。
春は出会いと別れの季節である。

本日は幼稚園でも「お別れ会」があって、コオニタン、「寂しくなって泣いちゃった」と言う。