山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

リラックマな母子

コオニタン、誕生日の朝である。
「さ、今日もラジオ体操をするよ」と揺り起こしたら、パッチリと目を開けて、
「きょろりん」とした目で無言でワシを見つめ返す>コオニタン。
「あぁ、そうか」と気がついて、
「お誕生日オメデトウ。今日から七歳だね」と言うと、ニッコリ笑う。

いつものように親子三人で粛々とラジオ体操をやって(イマドキの都会の子供だとラジオ体操は7時半から?とか、夏休みの最初と最後の一週間だけ、とかしかやらないものらしい。が、ウチは土日と大雨の日と終戦記念日以外は毎日続行中!)、ボイスの散歩に出る。
今日も日差しがガンガン照りつける中、コオニタンとワシでボイスを連れて爆走。
今日は長女が生徒会の仕事の手伝いで学校に行く日なので急いで帰ってきてシャワーを浴びて朝ご飯を作る。
するってえと長女が起きてきて、
「今日学校に行くのは午後からだよ」と言う。
「そっか」とダラダラ午前中を過ごそうと朝食後、のんびりしていたらコオニタンがワシをトントンと小突いて、
「何か、忘れてない?もういいんじゃない?」と言う。
「あ、そうだね。もういいか?」と誕生日プレゼントの包みを渡して、家族全員で
「お誕生日おめでとう」コール。
コオニタン、「ありがとう!」と早速包みをほどいてプレゼント一式を取り出し、大喜び。

しかし、コリラックマってコオニタンに似ている…
くそ生意気で図々しくて、可愛くて憎たらしくて、「基本魔性の女」だし(--;
そう言うと、コオニタン、
「するとお母さんがリラックマでお姉ちゃんが黄色いトリなのね」と言う。
あー、確かに。
お母さんはダラダラしててお姉ちゃんはモラリストで口うるさいしつけに厳しい女だもんな。
クチバシもついててどことなくトリっぽい雰囲気があるからまさに、「黄色いトリ」だわね。

午後になり、「じゃあ、小さいケーキでも買いに行くか」(先日熊本で巨大ケーキは食べたので)と、愛車フィフィに乗ってエンジンかけたら、エンジンがかかんないorz
ワシの不注意でライトをつけっ放しにしていたのでバッテリーが上がっちゃったらしいやorz
スグにホンダの人が来てくれて自分のライフと繋いでエンジンをスタートさせてくれた。
スイマセン、おかげさまで助かりました(反省)

するってえとコオニタンが、
「ワタシ、昨日気がついて、点いているよって教えたのになあ」と小声で言う。