山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ケチ女、ケチケチ大作戦

ダンナは仕事だが天気が良い。
ので、娘どもを連れて隣県までお買い物。
コオニタンが小学校に入学するので、色々お道具を揃えなければナラナイ。
しかし、いつにもまして、ビンボーな今月。
勿論、来週の「入学説明会」でも業者による学用品販売の行事も行われるが、筆箱一つ買うにも2千円近くするので、その他、用具一式ソコで買っていたらワシ、破産してしまう…
この現状をなんとか打破したいと、わざわざ隣県のディスカウントストアまで出かけるケチ女であった。

海沿いの道をテケテケ走る愛車フィフィ。
海は紺碧、空は青空。
素晴らしい波が美しい砂浜を洗っているのに、サーファーが誰一人としていない。
(いつもはどんな季節でも黒いアリンコのようにサーファーがワラワラ波に乗っているのだが)
「きゃー、モッタイナイ!」と言いながらサーフポイントを通過。

遠くには漁船やタンカー、遠目が利いて半島の先の先まで見通せる素晴らしい眺め。
「いやー、出かけてヨカッタねー」と言いつつ松原の中の道にさしかかると、ちょうどロードレースの真っ最中で、企業名が書かれた横断幕を持った団体や揃いのジャージ姿で応援する人たちが沿道に沢山いた。
風は殆ど無くて空気は冷たいが、日差しが春めいてポカポカと暖かく、絶好のマラソン日和。

「気持ちいい天気だねえ」と言いつつ、お店に到着。
文具売り場へ出かけてビンゴ。
普通のお店で1800円で売られている筆箱が945円で売っていたよ(わはは)
鉛筆も下敷きもクレパスも色鉛筆も全部安い。
ついでに体育館シューズと上履きもココで買っちゃう(安売り店でも780円のバレエシューズが168円だったので)
学校指定の業者で買うと4千円分くらいの買い物が、ここでは2千円弱で済んじゃった。
「遠くまで来た甲斐があるね」<ケチ女の強烈な自己肯定。
いや、多分、ガソリン代は往復で500円ぐらいしかかかってない筈だから、ドライブ込みと考えればオッケーな金額である。
(ホント、ワシってギリギリの生活しているよなあ)

こんだけギリギリの生活なのに、新学期になったらまた色々と物入りで、ワシは頭が痛い。
車検が終わったと思ったら、次には自動車税が来るし(--;
せちたろーの一年分の学費、コオニタンの一年分の給食費の振り込み等がやってくる。
一難去ってまた一難!