山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

襖に工作するワシ

うん、ナントカ良い天気。
大掃除の続きに取りかかる。
本日のメインイベントは「寝室の襖の貼り替え」!

猫どもが出入りするために、我が家の寝室の襖は、バーリバリに破れている。
(夜、寒いときは襖を閉めて眠るので、猫どもが実力行使で襖を破って部屋に入ってくるため)
ので、冬場は風がヒューヒュー入ってきて寒いのよ。

色々考えて、破れているのは襖の下半分なので、二枚分の貼り替え用紙を買ってきて、下半分だけを襖二枚分の裏表(つまり襖4枚分)に張れば良いか?と決断する。
2枚分で4枚仕上げる、二倍二倍?♪(←昔、こーいうCMがあったのさねえ)

で、猫専用出入り口を作れば良いのか?と考えた。
障子の桟(さん)、下から二段目、一番端のマス(と言うのか?)を四角くくりぬいて開けて、ソコにゴムのシートで「暖簾(のれん)」を作り、猫が出入りできるように自作する事に決めた。
そうと決まれば買い物へ。

ホームセンターで材料を買い、急いで帰宅。
セッセと工作&襖の貼り替えに精を出す。
トコロが広げてみてビックリ。
「この襖シート、シール式じゃなかった」(o_ _)o
ウラに水を塗って、張るタイプだった。
「安物買いで大失敗ー!」
思わず、一人で寝室で地団駄。
以前2階の押入の襖を貼り替えたときは、シール式だったので一人でも巧く貼り替えられたのだが、水バリ式では一人で上手に貼れる自信がない。

「し、しかし、君は高校時代、パネルの水張りが得意だったじゃないかー!」自分で自分を励ますワシ。
(昔はデザイン科の学生は、自分で木製パネルにケント紙を水張りして、作品を仕立てていたものである)
昔の手順を思い出しつつ、襖張りに挑戦。

水でタップリ濡らしたシートを広げ、タオルで押さえながら伸ばして行く。
所定の位置に穴を開け、猫の出入り口を作る。
ゴムシートを両面テープで桟に固定し、画鋲5本で止める。
「コレで外れるようならクギで止め直す!」と心に決めて。

シートにハサミで切れ目を入れて、猫の出入りがしやすいように暖簾状に仕上げる。
「ほほほ、自家製ペットドアよん♪」
押入側の襖にも猫が出入り出来るように、ゴムシート暖簾の猫ドアをとりつける。
「なんだ、やれば出来たじゃん」自画自賛(誰も誉めてくれないので)

ダンナと娘たちは一日中、クルマの掃除だった。