山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

台風の一日・でも出かける

朝から雨風がスゴイ。窓も開けられないくらい。
今日はビデオの返却日でもあるし?。困っちゃう。
ボイスの散歩はパスか?
ボイスも雨がかりしないウッドデッキの上でフテ寝している。

朝ご飯を食べてニュースを見ていたら、台風のコースが「ヤナカンジ」(--;
「久々に直撃か?」と不安になる。
今から5?6年前だったか直撃した事があって、その時、あまりの風の強さに明け方目が覚めて、二階に行ってロールブラインドを開けたら、風でガスが吹き払われたらしく妙に視界がクリアーで、海がよく見えた。

その海が、エメラルドグリーンに光っていて、白い波頭が横に線状に連なり、「ズザザズザザ」と次々とコチラに向かってうち寄せているのが手に取るように見えた。
この時、「怖い」と思った印象が忘れられない。
いつもは鏡のように光っているだけの波が穏やかな内海なので、こんなに波が立っているのがウチからも見える(海岸まで2km無い)なんて。

雨が一瞬止んだので、傘を片手にボイスと散歩。
モノスゴイ数のツバメが田圃の上を低く飛び回っている。
見ると、田圃の上にトンボの大群がいるのだ。
超低空飛行で次々とトンボを「入れ食い」
夢中でツバメの皆さんお食事中。
見上げると、道路沿いの電線の上にもツバメがびっしり留まっている。
この山間の一帯は風が当たらないので台風を避けて非難してきているらしい。
6本の電線にビッシリとツバメの軍団。ツバメの重さで電線がたわんでいる。
ソレくらいのモノスゴイ群れ。生まれて初めて見た。

散歩から帰ってきたらまた、猛烈な雨と風。雨が真横に振っている。
でも、ビデオは返さなきゃ。
台風の中、クルマでお出かけ。

さすがに町はクルマも少ない。
公園の脇に植られている柳の木も、枝が折れて飛ばされている。
パチンコ屋の花輪も、強風に煽られてくくりつけてある足場用パイプごとへし曲がっている。
「ヤッパリ、ウチの方は風が直接吹き付ける事がないだけ、ここらより静かなのね」と実感。

この台風の日にも関わらず、相変わらず人気の喜多方ラーメンの店に入って昼食。
何故、ココにこんな店が建ったのかの理由は不明であるが、いつも店の前を通ると満員なので、一度は行ってみたかったのだ。
満員の理由が判った。
ソコソコ美味しくて盛りが良い。
食べきれずに残す。ワシが残すのって、スゴイ分量であることの証拠。

ボイスは玄関の中に入って台風を避ける。