山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

春の嵐で大荒れ

朝から荒れ狂う天気。
夜明け前に、あまりの雨足の強さに目が覚める。
干しっぱなしだったバスタオルを軒下から取り込む。幸い、濡れてはイナイ。
雷は鳴る、強風は吹き付ける、モノスゴイ天気。

病院から貰ってきた風邪薬が今朝でオシマイ。
咳はそんなに出ないが、鼻水が凄いことになっている。次から次にモノスゴイ色&重量感のあるブツが出てくる。タスケテ。
体中の水分が鼻水となってダダモレる(汚)

午前中、NHKのイタリア美術の特集番組なんか観ていたら、その内に雨が止む。
しかし、強風は相変わらず。
ニュース速報で半島を走るJRの通行止めが午前中で解除された事を知る。
何年か前に半島の駅構内で海からの強風のため電車が転覆するという事故があったのだ。
ココの電車は強風で止まり、大雨で止まり、急に冷え込むと着ぶくれた乗客で乗り降りに時間が掛かるウチに電車のダイヤに狂いが生じ、何便か欠便になったりするのだ。
どお???だ、スゲエだろう?(--;

路面が乾くのを待って、ボイスの散歩。
昨日までの初夏を思わせる天気が嘘のよう。
春の嵐が台風一過。山の中の木々がバキバキ折れて、路上に落ちている。
この天気で咲き始めた桜も散ってないか?と思っていたが、まだ大丈夫。
山のアチコチで綺麗に咲いている。
ボイスと畑の中の道を抜けて歩く。ツクシの季節もソロソロ終わり。

家に帰ってきたら足の付け根のリンパ腺が痛む。
まだ風邪が残っているらしい。
疲れたので横になる。昼前だというのに、30分ほどヒルネ。

昼食は昨日の「鴨鍋」の残り物に乾麺のソバを入れて作った「鴨ソバ」
柚子胡椒を入れて親子四人、ズルズル食べる。

ダンナ、NHKのイタリア美術特集特別番組を指さして、「このオバサン、誰?」と言う。
最初、冗談で言っているのかと思っていたら、本人は大真面目であった。
「大塚ねねじゃん」と言うと、
「こんなガイコツみたいなオバサンが大塚ねねなモンか?」と言う。
いや、やつれては居るが、ホンモノの大塚ねねだじょ。
産後の過激なダイエットと実生活の苦労(?)が顔に出てるだけだ。

夜、BSでアカデミー賞受賞作品『ブルースカイ』(ジェシカ・ラング主演1994年)を観る。
コレは一体、何の賞を取ったのだろう?
「バカが左足で書いた脚本賞」に300ルピー。
ますますジェシカ・ラングが嫌いになる。鍛え抜かれた筋肉質の醜いババア。