山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

突然の雷雨(地響きつき)

天気予報では「前線が通過して、昼間は雷雨となるでしょう」と言っているが、外は雲一つない良いお天気。
確かに風は強いが?
「布団も干すべきか?」としばし考えて、「天気予報が当たったら困るからパス」にする。

子鬼を幼稚園に送る。
送る途中で田圃の中の一本道を、ボイスと散歩するダンナを見かける。
子鬼、大喜びで窓を開けて、「お父さ?ん、ボイちゃぁ??ん!!」と手を振る。
しかし、スグ傍を歩いて居るのに、両者は「散歩に夢中」らしく、ワシラに全然気がついてくれない(^^;

幼稚園は今日から本格的な冬服。
ちゃんとジャケットを着て登園。
子鬼、元気に幼稚園の中に走り込んでゆく。

家に戻ろうと帰途についていたら、またまた散歩チュウのダンナとボイスに出くわす。
「お??い!モキちゃん?、ボイちゃん?!!」と、車の窓から腕を出して、ワシが盛大に合図しているのに気が付いて貰えない(--;
そんなにも、散歩チュウは「ふたりの世界」なのねん(チッ)

午前中、後かたづけをして掃除機をかけ、「おぉ、やはり家に子供がイナイとワシってラクだわ♪」と言いつつグータラこいて居たら、昼前に突如、一転にわかにかき曇り、モノスゴイ雷鳴と共に豪雨が降ってきた!
アラレか雹でも混じっているカンジの降り方。
屋根に叩きつける雨音でテレビの音も聞こえないし。
そのうち、ドッカンドッカン雷が落ち始めて、地響きというか、家が揺れる。
ダンナが、「ボイスの小屋の中にまで雨が降り込んで居るぞ!」と言いつけにクル。
犬小屋を雨がかりしない向きに変えてもらう。
ボイスは雷を全然怖がらないので、こーいう時に助かるが。

お昼ご飯を食べて、一服していたら、雨は上がり、晴れ間が見えてきた。
「おぉ、せちたろーを迎えに行かなくて済んだ」(<ひでえ母親)
子鬼を迎えに幼稚園に行くと、「雷が凄かったよー」と子鬼が言う。幼稚園でもこの荒天は盛り上がったらしい(^^;

夕方、子鬼はヒルネ。
ダンナに任せてせちたろーを連れて、ピアノのレッスン。
待っている間、読んでいた本に「ヴィスコンティパゾリーニは実は綺麗なモノ、高貴なモノを描いた監督VS第三世界モノ、下品で汚いモノを描いた監督という隔たりがあるように見えるが、実はとても根は近いところにあるのではないか?」という事が書いてあった。
実はワシも夕べ、「ソドムの百二十日」を読んで、ソレを感じていたのよ。フォッフォッフォ。