山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

『巨人と玩具』の毒気にあてられる

うっわー、今日もゴミがイッパイ!
散歩ついでに両手にゴミ袋抱えてボイスの散歩。
ゴミステーションに行ったら、「カラス対策」らしき「白いネット」がゴミ袋入れであるステンレス製ケージの周囲に巻かれていた。
目が細かいのでカラスのくちばしも入らない。ほほお。
と、山道を下りて次のゴミステーションの前を通りかかったら、今日はコッチのゴミ袋がカラスに荒らされている。
「カラスもバカじゃないんだし」
コッチのケージにはナンの加工も施してナカッタ。

パンを受け取りに行って、小学校を抜けて海岸へ。
小学校は新しい給食室が完成していた。工事のヒトが最後の現場写真を撮影中。

ポカポカ陽気で汗をかく。
防波堤の内側を歩いて料亭前を抜け、畑の中の道を通って帰宅。
あまりの暑さに帰ってからババシャツを脱ぐ。
半袖Tシャツにネルシャツを羽織って丁度イイ感じ。
「この天気を逃すな!」と布団を干しマクル。二階のカーペットも干す。
窓を全開にしていても全然寒くない。日差しがポカポカと気持ちいい。

ダンナが午後一納品に行くので早めの昼食。
送り出して夕飯の下ごしらえも済んだら、「棚から一掴み劇場」の時間。
本日のお題=『巨人と玩具』(1958年増村保造監督・野添ひとみ川口浩主演)

もう、ビックリしちゃった。イヤ、増村保造の映画にビックリさせられるのはいつもの事なんだけど。
思わず、この後観ようと準備していた『幕末太陽伝』を観る気が失せてしまうほど、キョーレツな(毒気に満ちた)映画だった。
相変わらずの「瞳孔全開映画」だった。

ダンナが帰ってきたので、感想をとりあえず、ダンナに言う。
「アレさ、スゴイ話だよね」と、ワシ。
増村保造は、ヒトに理解されないかも?とか、誤解を招くかも?とか言うコトに対して恐怖を全然持ってないよね」と、ダンナ。
「目的があって、その言いたいことに向かって片道10車線の高速道路を造るんだよね」と、ワシ。
「んで、その道路には車が走ってないんだよね」と、ダンナ。
「道の真ん中では、キジの尾羽を頭にさした野添ひとみが、『♪土人の女にくれてヤレ???♪』って唄って踊っているんだよね」と、ワシ。
「トンデモナイ映画だよね」と、ダンナ。
「やっぱり、宇宙人だよね」と、ワシ。

ココでも「増村保造=宇宙人」説は立証されたのだった!?(ホントかよ)
明日こそは『幕末太陽伝』観よう。観たいな。観なきゃ。