山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「遊び」

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さて、ワシもこの映画久しぶりに見たんですけどね。
以下ネタバレ↓

この映画、モノの本によると野坂昭如の「心中弁天島」を原作としているので。
原作を読んでないのでなんとも言えないのですが…
揃いも揃ってこの映画のラストを、

「行き場を失った二人は川に泳ぎ出してやがて溺れ死ぬ」
みたいに書かれてるんですね。
「あれ??そんな映画だったっけ??」
と首を傾げまくるワシ。
だって、ワシの記憶では、愛し合い愛を確認した二人は金槌のくせに脱いだ服を穴の空いた小舟に載せてとっとと川に泳ぎだすんですね。
で、若い二人が元気いっぱいにバシャバシャバタ足しながら水しぶきが勢い良く上がってそのままエンドだった記憶なんですよ。
なので、「ああ、この二人は何処かに逃げ延びて元気に生きていくんだろうな」という予感に満ちたラストだった_と思ってて。
その「希望あるラストシーン」がなんとも衝撃的だったのでよく覚えているつもりだったんですよ。

でも後に読む本読む本、「二人は力尽きて川に消えていく」とか書かれてて。

(゚Д゚)ハァ?
と思ってたんですよ。

で。今回確認したら。
ワシの記憶が正しかった!!元気いっぱいに水しぶきを上げつつの終劇でした!!(;゚∀゚)=3ムッハー

多分、原作が二人が心中して終わっているから?←未読なんで妄想です 見ている人も記憶がバイアスかかっちゃって間違えて記憶しているのかな?と思った次第でございました。