山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

初詣で大当たり!その二

(↓1/2日記の続き)

「じゃ、せちたろー一枚、お母さん一枚ね」と言いつつ、せちたろーにまずひかせる。
箱の中に手を突っ込んで、せちたろー念入りにおみくじを一枚選んで巫女さんに渡す。
と。巫女さんの顔色がみるみる変わった。

「?」と思って巫女さんを見ると、巫女さん慌てて立ち上がり、
「大変です!!松です。松が出ましたー!!」と叫んで、奥へ走り込んで行ってしまう。
すると、宮司さんも現れて、「え!?松?」と言いながら、「太鼓太鼓!!」と叫んでいる。
別の巫女さんが「松!?ホントですか!?」と言いながら、大太鼓をどぉーんどぉーんと叩いた。
ナニが起きたのかとっさに判らず、思わず柱の陰に隠れるワシら親子。

「こちらの方です!!」と巫女さんに言われ、「はい」と柱の影から現れるワシら。
「オメデトウございます!宝みくじ、一等「松」の賞品はCDコンポです!」と高らかに告げる巫女さん。
「えぇー!?」とワシ。
「おぉ???」と周囲の人混みからため息が漏れる。
早速、CDコンポの入った段ボール二個口とお祝い酒(一升瓶入り)が手渡され、かついでクルマまでヨロヨロと戻るワシら。
もう、初詣客の注目の的!恥ずかしくてコソコソと物陰に隠れながらクルマに戻る。
新年早々縁起が良いわね。

帰りはアウトレットで観覧車に乗って夜の福岡の街を眺めて帰宅。