山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ダンナ「無法松の一生」で大泣き

昨日の続き。強風吹き荒れる一日。
せちたろーを7時に起こして朝食を食べさせる。
あまりに寒いので背中にカイロを貼り付け、帽子(耳あて+裏ボアつきgap製)を被らせて送り出す。
洗濯物を干していると、粉雪がちらつき始めた。

でも、ボイスの散歩はあるけんね。
ダウンのインナーが着いた散歩用コートを着て、出発!
ボイスは粉雪が降っているのが楽しくて仕方ないらしい。絶好調で歩く。
あまりの強風に耳を倒して歩いているが、コレぐらいがボイスには快適なんだろう。
風を除けながらミドルコース(4km)を歩く。
コレぐらい悪天候だと、歩いているヒトには誰にも行き会わないねえ。

帰ってきて、洗顔化粧して図書館へ出発。
図書館の駐車場のガードマンさんたち、ご苦労様です。
玄界灘の強風に吹きさらされながら、クルマの誘導、大変です。

この強風を避けて、ホームレスの人たちも図書館の閲覧室に多数避難してきている。
時々若い人が混じっているので「ドキ!」っとする。
不景気というのはこういうコトなのだ。
夜の七時まではココで暖かく過ごせる。ワシの家ではないが、くつろいで休んでいって下さい。
お腹は空いていませんか?

図書館近くの高級スーパーに立ち寄って、「本日特価」のお魚屋さんのお寿司を買って帰る。
帰宅するとせちたろーはもう学校から帰ってきてた。
「帽子を学校に忘れてきちゃった」ですと。明日の朝、寒いよ?。

昼食後、ダンナ「無法松の一生」を観ている。
多分泣くだろうからと、そっとひとりにして置いてやる。
観賞後、ダンナ、泣きながらワシのトコロへ来る。

「CGがあるから、思い通りに絵が作れるカラって、映画を手抜きで作っちゃイケナイ。過剰な説明も脚本もイラナイんだよ。風景だけで全ては伝わるんだね」とイイながら熱い涙を流している(^_^;
だーかーらー、ワシが言ってんじゃん。
小倉駅前に阪妻の無法松の銅像を建てろ!」ってさあ。
ダンナ、「くすんくすん」と泣きながら天神に打ち合わせに出かける。
打ち合わせ中にイキナリ泣き出さなきゃイイケド。

その後ダンナは色々思うところがあったらしく、打ち合わせ終了後、本屋CD屋グルグル寄り道しながら夜に帰宅。
そうなんだよ。
イイ映画観た後は、「なんかもっと感動したいねえ」って色々探し求めてウロウロ彷徨っちゃうモノなんだよねえ。
でも、ソレがキット心のクールダウンになるんだろうね。
ワカルよ。