山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

コギャルの定義

今朝、思い出した話。

去年の夏のこと、美人妻Jさんのアメリカ人の姪っ子が友達と二人で日本に遊びに来てて、ウチにも立ち寄ったことがあった。
このアメリカ人女子高校生二人組、見た目はごくごく平均的なアメリカ女子という感じである。

で、その友達の方がボイスを見るなり、「Look!Wolf-dog!!」と言ったのだ。
彼女は将来獣医希望で、動物病院でアルバイトをするくらいの犬好きらしかった。
ワシは慌てて「いやいや。コレはハスキーと四国という古い伝統的な日本の犬のミックスブリードで、とてもとても古い血を受け継ぐ犬である」なんて、変な説明をしたのだ。

その時に初めて、「あ、ボイスはオオカミに見えるんだ」と思った次第。
ソレまでは獣医さんに「よく、こんなオオカミみたいな犬飼うなあ!」とか言われても、ピンと来なかった。
でも、今回のことで実にハッキリした。
「ボイスはオオカミに限りなく近い」

せちたろー、某携帯のCMを見て、こう言った。
「この人はホントはコギャルじゃないんだよ」
ワシ、思わず「はぁ?ドーユー意味??」と聞き返す。

そのCMとは、「学生さんはお金がナイ」とか言いながら、いわゆる「山姥ギャル」が厚底ブーツをノミで削りだして自作しているシーンが映る。そして場面変わって町中で、カレシには「あ、ケータイ忘れた」と言い訳。「マジ?」「マジ、ホント、マジ」と会話を交わす(ホントはビンボーだから持っていないという事らしい)というアノCM。

せちたろー(元・プリンセス・バッキャロヅケ)曰く。
「あのね、この人は自分のお金がないのを自分の努力でカバーしているのに、その姿を誰にも知らせないで、普通ってな顔してるの。この人は影で密かに努力する頑張りやさんなの。こんな頑張りやさんはコギャルとは言わないの」

ワシ「え?努力する人はコギャルの仲間に入れて貰えないの!?」
せち「そう!この人は今はこんな姿だけど、きっと大人になったら大したヒトになるのよ。多分」
ワシ「あ。そーなんだ。知らなかった。じゃ、普通のコギャルって努力しないヒトなの?」
せち「そう!コギャルって人種はね、努力するヒトをバカにするんだよ。自分は努力なんかしないくせに。そして、努力するのはくだらないって鼻から決めてかかってるバカ人種なんだよ」
ワシ「あ。そーかそーなんだ。ワシも知らなかったよ。でも、そんな気がするー」

せちたろー、久々のスルドイ発言。