山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ノーリード主義反対

午前中からイノシシ狩りがあってて、ウルサイ。
5人ばかりのハンターが山に入っている。
スグ近くの山の中で猟犬がギャンギャン狂ったように吠えて(命がけだから)、続いて散弾銃を連射する音が山にコダマする。

ワシとしては流れ弾が飛んできやしないか?追われた手負いのイノシシが庭に駆け下りて来やしないか?と、めっちゃ心配。
ダンナが「散歩に行く」というので、「イノシシが出そうなトコロは避けてね」と言う。
イノシシに間違われて撃たれたら、シャレにならないって。
(猟が解禁されてからは、ワシも大きい道路沿いにしか散歩に行かない←アブナイし)

ダンナ、散歩へ。ワシは子鬼を連れて買い物へ。
出かけて帰ってきたら、家に戻っていたダンナがプンスカ怒っている。
以下、ダンナの話。

ボイスを散歩させていたら、シェパードの子犬(生後5ヶ月くらい)を散歩させているジーさんがいた。
見ると、ノーリードで散歩させている。
子犬、ボイスを見て大喜びでじゃれついてくる。
ボイスは「いつでも、ドコでも、誰でも(猫だろうと、怒り狂っている犬だろうと)相手構わずOK体質」なので、「え?遊ぶ??ヤッター♪」てなもんで前足で子犬に「オイデオイデ」のサインを送る。

子犬、ボイスに突撃してきて、イキナリ、ボイスののど袋に噛みついてぶら下がる。
チョットしつこいのでダンナが、「スイマセン。リードに繋いでください」と言ったら、飼い主のジーさんは「邪魔なら蹴飛ばせばイイ」と言ったというのだ。
ダンナ、激しくムッとして「繋げば済むことでしょう。蹴る必要はありません」と言ったら「あ???ん?」というカンジで返事をされて、「コイコイ」とジーさんは子犬を呼び寄せようとしたらしいが、子犬は言うことなんか聞かない。
ダーっと走って逃げて、そのスキにダンナはその場を離れることが出来たらしい。

ダンナ「飼い主のマナー悪すぎ!!」と怒ってワシに訴える。
ワシなんか、もっとヒドイ目に遭ったこともあるぞ・・・

以前、デカいピレネーMIXと赤ん坊連れのオンナがノーリードで散歩させてて、ボイスと子鬼を連れたワシと行き会った途端にその犬に「ヴ????」って威嚇されちゃったんだから。
(ボイスはいつものように無言で目を離さないダケ)

思わず「繋いでください!」って言ったけど、その後もそのオンナは「いつもノーリード」主義。
抗議しても聞いてくれないのって単純に「ツライ」よね。