山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

世界は空き家で溢れている まさに世は一人にひとつ空き家時代!!

さっき、NHKのニュースを見てましたらば、「合志市の人口が10%増 銀行の出店相次ぐ」という話題をやっておりました。

実はワシ、8歳から18歳まで今の合志市で育ったんですよ。

8歳で引っ越した当時の合志市(当時は西合志町)は、阿蘇の裾野のなだらかな丘陵がどこまでも緩やかに続く荒れ地の連続した土地でした。

その荒れ地の中を阿蘇の伏流水から湧いてきた水が川となって流れてて。

その川沿いを濃い緑が森になって縁取ってるという_あまり日本らしくない風景でしたね。

それはちょうど、バルビゾン派の油絵のようでした↓

※クロード・ロラン 「木を伐り出す人々(川のある風景)」

 

当時は実家周辺には家がなくてw実家の父が自分で人を雇って電柱を立てて電気を引いてきたという伝説があるほどです(今や住宅密集地)

なので、引っ越しした当初はまだ電気が来てなかったんすよwだから引っ越しして最初の数カ月は電気なしの生活でした。

 

それが、今や実家周辺は住宅密集地で、普通に人が一戸建てをみちみちに立てて住んでおられるわけですが。

しかも半導体企業が工場を建設したことで雇用と給与がバク上がりし(゚∀゚)

今回の「人口10%増」という事態に結びついたわけですね。

 

ところが、実家は今現在、空き家なのですw

弟一家は東京に住んでいるし、ワシは糸島だし。実家父は実家近くのホームに入ってましてそこそこ楽しそうに暮らしております(ホームの様子はインスタで覗き見る事ができる)

 

んで、その空き家は実弟が出張で月に1~2回熊本に来るので、その時にせっせと片付けているらしいのですが。

まあ、はかどりませんわなあ(;´∀`)

 

んで、弟の嫁のYちゃんの実家は阿蘇にありまして。

ここもたまにYちゃんが訪れては絶賛お片付け中なんですが…ゴールが見えないらしいですw

 

そしてワシが今月から本家の片付けと修繕に乗り出すという…

まさに世界は空き家で溢れている まさに世は一人にひとつ空き家時代!!

なんでありますよ。

(そういえば、北九州市在住の従姉妹も実家が那珂川市にあり、そこも空き家なんで片付けとメンテナンスに従姉妹は通ってるのですよw)

少子化核家族化の当然の帰結と言いましょうか…

地区数百年の父の生家…ワシの十字架として背負いましょう(酷い)