山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

父の東京旅行 ※訂正あり

というわけで。

父は絶賛、東京旅行中であります。

初日に泊まった実弟宅近所をお散歩中の父↓

90歳、東京タワーでめっちゃはしゃいでますなw

多分、父が東京タワーに登るのは1966年以来のはず。

※これはスカイツリーだそうです↓実弟から訂正が入りましたw

当時、ワシが音楽幼稚園に通ってて、そこでは年長になると日本のあちこちで演奏を披露する「演奏旅行」というツアーがありまして。

その一環で東京旅行がありまして。その時に両親が付き添ってきまして。

東京タワーに登ったり上野動物園を回ったり、西ドイツ大使館(当時)で演奏を披露したり、音楽大学で指導を受けて、その後、ちゃんとしたホールで(文京区かどこかだったと思う)演奏会を開いたりしてたのです(その様子はライブレコーディングされて、音盤として残されている←実家をほじくり返せばどこかにあるはず)

 

その頃はまだ霞が関が建築途中で、半分くらいまで出来上がっている様子を東京タワーの展望台から見たことを覚えてます。

父、56年ぶりに東京タワーを再訪したわけですねw

今はもう改築がほぼ内装全てにわたって施されているので、当時の面影はないかもですね。

※ワシは1994年に東京タワーを再訪した際に、真鍮製の窓枠(サッシ)を見て、幼稚園の時に東京タワーを訪れた時の記憶が怒涛のように蘇ってきて、自分でビックリしました(つまり、あの「紅茶にドレーヌを浸した」ら記憶が蘇ったというマルセル・プルースト効果と全く同じですねw)

 

そして二泊目のお宿、新橋のホテルに行きましたら、なんと言う幸運。

フロントの方が、父の「昨日90歳の誕生日だった」「誕生日記念に好きなバンドの演奏を聞くために一人で熊本から上京してきた」という話を聞いて、なんと差額なしでスイートにお部屋を振り替えてくださいまして…(丁度、スイートにキャンセルが出たらしく 本来弟はツインルームを予約していた) 

なんと90歳、超豪華超ラグジャリーなリビングルーム付きの角部屋、銀座の夜景が一望できるスイートルームに弟とお泊りしたのでしたw

ワシだってスイートなんか泊まったことないよ!新婚旅行でだって!!

ザ・ブラッサム日比谷、素晴らしいホテルですね!!ホスピタリティとはなんなのか、おもてなしとはなんなのか、学ばせてもらいましたよ。

ワシも今度泊まろうw(調べてみたら、ツインルームとスイートの宿泊お値段差は、丁度2倍ちょっと程度でした)

そして一夜明けて、父はホテルの豪華朝食を頂いて、ライブまでの時間、浅草で演芸(落語)を見て、いよいよライブ会場へ向かうのでした。

※ワシの落語好きは子供の頃から父の隣で落語をきいてたせい