山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

東京旅行から元気に帰宅する父

とまあ、かようにたくさんのおもてなしと幸運と感動に彩られた父の90歳の旅路は、ファイナル、「推しの生演奏を聞きに行く」で完遂されましてw

昨日の深夜、無事にしかも元気いっぱいに家(実家)にもどってくることが出来ましたよ。このブログで見守ってくださってた皆さん、安心してください。穿いてますよ(ナニを)

 

しかし、90歳の推し活。どーなるもんかと見守ってましたが。

その結論=出かけるもんですな。人はでかけて人と交流しなければならないのね、そんな事を思い知りました。

そしてなんと昨日は現地会場にて、来年1月に推しの楽団がイベントのためにやってきてくれて熊本公演がある事を他のファンの方から教えられたのでした。

※昨日の会場は、妙齢のお嬢様がたで溢れかえってたそうですw男性観客は父のほかはもうひとりだけだったとか?

 

そして父が念願の生演奏を堪能した後は、メンバーと直に話す機会もあったそうで。

そこでメンバーから「では、来年1月に熊本でお会いしましょう」なんて言ってもらって、父の喜びは頂点に達したのでした。

 

昨日は夕方、羽田で飛行機に乗る前と。深夜、実家に帰り着いた後の二回電話でワシは父と話したんですけど。

むちゃくちゃ元気でしたねw

声にもハリがあって「またこれで健康寿命が伸びちゃったな」と実感しました(;^ω^)←言い方w

「本当に幸せな旅行だった もうこの世に思い残すことはなかばいー」などと父が言ってたので、慌てて、

「来年1月、熊本公演を観に行くんやろ!?健康で元気な体で見に行って頂戴!!」と強くお願いするワシでありました(´∀`*)ウフフ

 

しかしまあ、不思議な運命ですね。

父の姉の墓参りに来たついでに我が家に父と弟が前触れもなくやってきて。

うちでYouTubeを見た父が「うちもコレを見られる環境にしたい」と言い出して。

YouTubeで好きな楽団を見つけて。

「足が腫れて歩きにくいしトイレが近くて困っている」と父が言うので、ワシがふくらはぎを揉んだらみるみる治っていって、父がますます健康になりw

全てがつながって、今回の父の幸せがあるんですよね。不思議です。

 

そういえば、今回の旅行で、実弟一家が父を靖国神社に連れてってくれたんですよね。

父の上の兄は海軍で戦死しておりまして(父の下の兄は帝国海軍の生き残りとして96歳?元気です スピード狂のじいさんです)

父は「ようやく兄貴に会いにこれた」とさめざめと車の中で泣いちゃったんだそうです。

もう、父の上の兄が亡くなってから80年近くも経っているのに。父の悲しみは癒えてなかったんですね。初めてそのことに気付かされました。

実弟&Y(弟嫁)ちゃん、よくぞ気がついてくれたですよ。感謝感謝であります。