山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

イノシシと犬の歴史

元はと言えば、一昨日のこと。

イノシシよけの空砲なのか実弾が入った発砲音なのかはワカラナイのですが、家の近所の山の中で「パーン」という鋭い音がしてたんですよね。

一発目はバトンと一緒に玄関前にいる時に聞こえてきて。

「お?なんだ?イノシシの捕物か??」と思ったんですけど。

次にすぐ2発目の発砲音がして、バトンが怯えて開いてた玄関ドアから走って家の中に逃げ込んだので笑ってたんですよ、「臆病だなあ」と。

 

ところがまあ、実際にイノシシが中庭に入ってきて「ゲコゲコ」鳴いてたら、さすがのバトンも番犬スキルを発揮して、一言も吠えず黙って仕留めっちゃったんですね。

牧羊犬(ハーディングドッグ)なのに、やるときゃあやるもんですな。

 

で、我が家のイノシシとのエンカウントの歴史を振り返ってみましょう↓

・1999年1月31日 散歩中、イノシシと遭遇、イノシシを山奥に追い払おうとバトンのリードを外してイノシシを追わせたら、バトン速攻でイノシシを仕留めてしまう

イノシシの死体はたまたま通りかかったハンターさんにあげる

・2008年8月14日 イノシシの子供が夜中に中庭に入ってきて、そのままボイスがイノシシを仕留めてしまう

イノシシの死体は裏山に埋める

・2020年9月25日 バトン、中庭に入ってきた子イノシシを仕留める

イノシシの死体は裏山に埋める

 

つまり今回の事件は2008年ととても似た状況ですね。

当時ボイスは11歳、バトンは9歳

年の頃も似てる。

「老犬が繋がれた状態でも、子イノシシならチョチョイのチョイで仕留められる」という事の証明のようです。

 

この田舎に住んでいる限りはイノシシとのエンカウントは避けられません。

まあ、この家に引っ越してきて25年経ってますが、家族に怪我もなく無事なのは良かったことです。

 

そもそも我が家は引っ越し当初は犬を飼ってなくて。猫しか飼ってなくて。

そうしましたら、庭はイノシシに荒らされて荒れ放題、夜に玄関を開けたら巨大イノシシがすぐドアの向こうに立ってる_なんてことが立て続けに起きたので、「イノシシよけ」として犬を飼い始めたのですが…

やはり、田舎生活に犬は欠かせませんね(;^ω^)犬がいなかったら安眠できませんもの。

「イノシシに一番効くのは犬」ですよ…

 

…20年間日記を書いてると、こういうことがすぐに自己解決していいですね_(┐「ε:)_