山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

庭にはイノシシの死体が

そもそも昨日から様子がおかしかったんですよ。

裏山から聞こえてくる謎の声。

「カエルみたいなカモみたいな声がどこからともなく聞こえてくる…」

と不思議に思いつつもソレ以上あまり考えなかったんですね。

何故ならその声にワシは聞き覚えがあったから…

 

そして今朝のこと。

階段室の下から変な声が聞こえてきたんですよ。

「カエル?カモ??」とまた思いつつ、すぐにその声はやんだので、出勤前のワシはソレ以上追求せず、そそくさと出勤準備をしておりました。

 

で、さて、いよいよ玄関を出て、車に乗り込もうとしたら…

玄関前にイノシシの死体が転がっておりましたのですよ_(┐「ε:)_なんでよ…

 

見るとバトンが頑張ってイノシシのそばから離れません。

見るとイノシシは完全にお亡くなりになってて、まだうり坊からやっと脱しかけたような個体でした(うり坊は普通、背中にストライプ模様があるのですが、玄関前で死んでたイノシシは縞模様が消えかかってた)

 

仕事に行く時間ですが、イノシシをこのまま玄関前に置いておけません。

バトンが頑張ってどいてくれないので、仕方なく、でかいシャベルでイノシシの死体をすくい上げ(重かった!)

とりあえず、庭の隅の杉の枝が積まれてる山の上に乗せて出勤しました。

 

…まさかバトンがイノシシを仕留めるとはねえ。

あんだけ臆病な犬なのに。ハーディングドッグ(牧羊犬)なのに。

そのまま仕事に出てさっき帰ってきて、イノシシの死体は明日、どーにかします(裏山に埋める)